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2006年4月

死霊の盆踊り

ホラー小説家の夫が妻を誘い、小説のネタ探しのために夜の墓地へと向う。だが、ドライブ中に事故を起こし、ふと気がつけば死霊たちの祭りに遭遇し、参加することとなる。

史上最低のカルト映画として悪名高い作品である。死霊の女たちが各々妙なダンスを披露するだけのストリップショーである。結果的に言えば、ホラー映画の名を借りたストリップ専門のポルノ映画である。あまりにも馬鹿らしい内容であるため、ついつい噴き出してしまうほどの出来ばえである。

ストリップが延々と続く中、時折挿入される狼男とミイラ男の表情やつまらない会話が面白いと思える。

ラストはホラー映画らしい気味悪さとスリルを一瞬だけ感じさせる。

面白い作品ばかりでなく、このような作品が一本ぐらい存在しても良いだろう。

死霊の盆踊り デラックス版 DVD 死霊の盆踊り デラックス版

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ハード・ターゲット

今ではハリウッド製アクション映画のヒットメイカーとなったジョン・ウー監督。彼のハリウッド進出第一作となるのが本作である。

マーシャル・アーツ仕込みのファイトシーンを得意とするアクションスター、ジャン・クロード・ヴァン・ダムとの最強タッグを結成。それだけにアクションシーンはお見事だ。

カメラワークやカット割りも巧みであり、スロー映像を多用することによってキレ味の鋭い迫力満点のパワフルな映像へと仕上がっており、テンポも抜群に良い。

ヴァン・ダムの体を張った生身の演技と監督のド派手な演出によって仕上がった本作は、アクション映画としても史上最強といっても過言ではないと思えるほどである。

監督が後に手掛ける『M:I-2』(00)の原点と呼ぶに相応しいアクション演出(バイクアクションや二丁拳銃の使用等)が所々見受けられる。

ハード・ターゲット DVD ハード・ターゲット

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発売日:2005/03/25
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黄金の七人

スイス銀行に眠る7トンの金塊を強奪する教授(フィリップ・ルロワ)と6人の仲間による大掛かりな行動をダイナミックに描く。

とにかく金塊強奪のシーンがメインである。地下を掘る等あの手この手のやりとりや様々な小道具といったアイデア満載の演出が印象深い。

注目となる点は、教授の愛人ジョルジア(ロッサナ・ポデスタ)。セクシーかつ独特の衣装に身を包まれた彼女はミステリアスなムードと同時に悪女らしさを醸成し、見る者を圧倒させる。

アルマンド・トラヴァヨーリによるスキャット音楽が作品に華やかさを彩り、格調の高い仕上がりとなっている。お洒落でポップな雰囲気を味わえる極上のエンターテイメントである。

黄金の七人 DVD 黄金の七人

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カー★ウォッシュ

70年代に量産されたブラックスプロイテーション映画の後期的作品。このジャンルはとりわけ低予算アクションが多いが、本作はおバカな青春コメディーである。

舞台はロサンゼルスの洗車場。そこで働く若者たちは個性的であり、来店する客たちも相当なクセ者である。そんな彼らの1日を面白おかしく描写する。彼らの話術や素振りはコメディーに相応しい笑いを醸成し、笑わずにはいられない。若者たちの将来の夢や個人的な悩みといった人間らしい側面も巧く描く。

ローズ・ロイス歌唱による同名タイトルの主題歌もノリが良く、曲に合わせて踊る若者たちを見ているとこちらもご機嫌である。全体的にファンキーかつソウルフルな雰囲気が何といっても魅力的な一篇である。

カー・ウォッシュ DVD カー・ウォッシュ

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発売日:2006/04/19
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ビッグ・バッド・ママ

ウィルマ(アンジー・ディッキンソン)と娘二人が裕福な生活を求めて強盗をやらかす。3人のモデルは1930年代に実在したギャング団バーカー一家である。

ウィルマは男勝りな気性ではあるが、色っぽさを十分に醸し出す。セクシーかつ強烈なイメージで見る者を圧倒させるキャラクターであると同時にアンチヒロインの描き方としても完璧である。その反面、娘を思いやる母親らしさも存分に描かれる。娘二人も無邪気で子供っぽい感じはするが、母親に負けじとセクシーさをアピールし、よく頑張っていると思える。

銃撃戦やカーチェイスといった活劇的見所も多く散りばめており、パワフルなタッチが良い。「活劇」と「色気」の二大サービスを存分に愉しめる点は、娯楽映画と呼ぶに相応しい出来ばえであり、製作者ロジャー・コーマンならではの作品である。

ビッグ・バッド・ママ DVD ビッグ・バッド・ママ

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