« 自転車泥棒 | トップページ | ミトン »

2006年4月14日 (金)

戦艦ポチョムキン

モンタージュ理論を確立した映画史においても名声の高い貴重な作品である。

巡洋艦ポチョムキン内でうじ虫入りスープに腹を立てた船員たちが暴動を起こすというストーリーを基本的な軸として、そこから様々な展開が繰り広げられる。

比較的短いカットが巧みであり、物の動きや人物の表情や動作を接写や鳥瞰等の趣向を凝らした撮り方で的確に捉えている。

見せ場でもあるオデッサの階段での大暴動は凄い。乳児を乗せた乳母車が階段を転がるシーンは、後の『アンタッチャブル』(87)や『シベリア超特急2』(00)でもオマージュといった形で再現されたほどの名シーンでもある。

政治的プロパガンダの要素を若干感じるが、迫力を出し切った映像は何といってもインパクトが大きい。

戦艦ポチョムキン DVD 戦艦ポチョムキン

販売元:アイ・ヴィー・シー
発売日:2003/06/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 自転車泥棒 | トップページ | ミトン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/64198/1398008

この記事へのトラックバック一覧です: 戦艦ポチョムキン:

» 『戦艦ポチョムキン』(1925)完璧なモンタージュと映像表現の巧みさ。映画ファンは必見。 [良い映画を褒める会。]
  『戦艦ポチョムキン』は革命ロシア(ソ連ですね。)の最大の巨匠、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の残した作品の中でも、とりわけ人気が高く、東西陣営問わず、その後の映画人に与えた尋常ではない影響力の大きさにおいて、他に類を見ない怪物のようなフィルムの固まりです。... [続きを読む]

受信: 2006年5月28日 (日) 15時28分

« 自転車泥棒 | トップページ | ミトン »