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爆走トラック’76

空軍を退役したハマー(ジャン・マイケル・ヴィンセント)は友人の紹介でトラックドライバーとなる。だが、勤務先の運送業者は密輸品を取り扱っているため依頼を断る。その後、ハマーは度重なる嫌がらせを受け、愛する妻も巻き添えを食らうこととなる。ハマーは怒りを胸に悪徳業者に牙を向き、敢然と立ち向かう。

ジャン・マイケル・ヴィンセントが正義感の強い一匹狼のトラックドライバーを好演している。ヴィンセントの顔立ち、特に澄んだ目はいかにも好青年といった印象を与える。ライフル銃を片手に手荒な一面も見せるが、そこは一本気な性格を巧く捉えているのである。

トラックを使ったカーアクションが見せ場となるが、出来ばえそのものは完全な低予算作品といった感じである。派手なアクションシーンではないがその分、面白く見せるように努力していることが伝わる。見応えのあるダイナミックなアクションシーンは誠に秀逸である。

地方都市や田舎町が舞台となるアクション映画が70年代前半から半ばにかけて多く製作されたが、本作もその内の一本である。本作の2年前に製作された『ウォーキング・トール』(73)にも通じる点がいくつかある。それは一本気な正義感を描写していることである。正義感を貫いて戦う男の姿は実に清々しい。ちなみに様式化された和製の仁侠映画もこれらと同じ匂いを漂わせているのである。

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