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魔人ドラキュラ

トランシルヴァニアの古城で暮らしていたドラキュラ伯爵(ヴェラ・ルゴシ)は500年前に死んだはずだったが、吸血鬼として甦り、生き血を求めて若い女性に牙を向ける。伯爵が吸血鬼であることを知ったヴァン・ヘルシング教授(エドワード・ヴァン・スローン)は、彼を徹底的に追い詰めていく。

夜会服にマント姿のヴェラ・ルゴシがドラキュラのイメージを決定打にした。貴族風でエレガントな雰囲気が漂う一方、薄気味悪さも感じさせる。公開当時は、ルゴシ目当ての女性客が劇場に長蛇の列を作り、ルゴシ自身も多くの女性からのファンレターが殺到したというエピソードもかなり有名である。

女性の首元を噛み付くシーンは恐怖やショッキングを追及せず、あっさりとしたタッチで描いている。恐怖や残酷さを描いていれば、衝撃的なホラー映画に仕上がっていただろう。

吸血鬼を描いた作品はサイレント時代から存在していたが、トーキー初の吸血鬼作品としては本作が第一号となる。カラー作品が普及された頃には英国のハマーフィルムがクリストファー・リーを主役に『吸血鬼ドラキュラ』(58)を製作し、カラー作品初の吸血鬼作品となった。ヴェラ・ルゴシがドラキュラ役者として成功したように、クリストファー・リーもルゴシを受け継ぐかのようにドラキュラ役者として大成したのであった。その後も吸血鬼、ドラキュラを扱った作品は大量に製作された。

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