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ラスト・ドラゴン

リーロイ(タイマック)は、ブルース・リーに相当憧れているカンフー青年。そんな彼がミュージック・ビデオ業界を牛耳ろうとする悪徳組織を相手に激闘を繰り広げる。

主演のタイマックは本作でデビューを果たしたのである。見るからにしてピュアな好青年という感じであり、純粋かつ実直なキャラクターとして巧く描き出している。また、ブルース・リーに対するマニア的執着心をしっかりと描いている点も面白い。悪徳組織に拉致されるミュージックビデオ専門チャンネルの人気タレント、ローラ(ヴァニティ)との恋も描かれ、青春ドラマを得意とするマイケル・シュルツ監督が腕前を振るっている。

モータウン・レコードが製作に携わっており、スティーヴィー・ワンダーやウィリー・ハッチら所属アーティストたちのナンバーが22曲も使用されている。映像はMTVを意識した仕上がりとなっており、プロモーション・ビデオそのものという感じである。

本作は『黒帯ドラゴン』(74)等のようなカンフー・アクションの要素を取り入れた70年代ブラックスプロイテーション映画に当時流行していたアメリカ製忍者映画や漫画チックな特撮をほんのりと取り入れた内容である。結果的に言えば、十数年遅れて製作されたブラック・カンフー・アクションである。

ノリの良いダンス系ソウル・ミュージックと胸のすくような醍醐味を感じさせるアクションシーンが面白いゴキゲンな娯楽映画である。

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