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2007年1月

ブラック・ライダー

南北戦争終結後、黒人ばかりの北軍の勝利によって奴隷制度は廃止されたものの、人種差別は消えず、黒人たちは土地と自由を剥奪された。そんな黒人たちが自由を求めてテキサスに移住してきた。元北軍騎兵隊軍曹の黒人案内役バック(シドニー・ポワチエ)は、ひょんなことで知り合ったルサフォード牧師(ハリー・べラフォンテ)とともに白人たちからの差別や暴力に立ち向かいながらも自由の天地へと向おうとする。

名優シドニー・ポワチエの初監督作品である本作は、当時流行していたブラックスプロイテーションの要素にレッドパワーを取り入れた風変わりな西部劇である。西部劇ならではの見応えのある豪快なアクション描写がしっかりと散りばめられている点は見事である。また、本作をコメディー要素のある作品として捉えている方も多いようだが、コメディーらしい笑いはハリー・べラフォンテがコミカルな話術を見せるシーンのみである。コメディーの部分に期待せず、アクションを存分に愉しむべきである。

シドニー・ポワチエは『招かれざる客』(67)や『夜の大捜査線』(67)といった人種問題を描いた作品に主演し、黒人公民権運動が盛んだった当事は多くの黒人たちに支持された。本作でも人種差別、悪辣な白人たちとの戦いを描き、さらにはインディアンが白人から迫害されてきたことも描いている。ポワチエは、人種問題と戦った頼もしいスターであり、監督でもある。

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ザ・ソルジャー

イスラエル当局にサウジアラビアのガワール油田基地に核爆弾を仕掛けたという情報が舞い込む。テログループは96時間以内にイスラエル軍はパレスチナから撤退し、パレスチナを返還させることを要求。だが、この要求が受け入れられなければ油田基地が爆破されることとなる。ザ・ソルジャーのコードネームを持つCIA局長直属の精鋭部隊がワシントン、ベルリン、モスクワ、テルアビブの四都市を舞台にテログループとの激闘を繰り広げる。

冒頭で勢いの良いバイオレンス・アクションが炸裂する。他にも迫力のある爆破シーン、中盤以降で見られるスキー場でのスリリングなスキー・アクションといった見せ場が取り入れられている点は実に良い。だが、展開に多少のもたつきがあったりと盛り上がらない部分がマイナスである。そこは、ある意味で有名な復讐系バイオレンス・アクション『エクスタミネーター』(80)のジェームズ・グリッケンハウス監督による作品ということなら納得できるだろう。

テンポとリズムが良ければもっと面白く仕上がっただろうと思えるようなB級娯楽アクション作品である。

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謹賀新年!!

新年、あけましておめでとうございます!!

2007年もどうぞ宜しくお願い致します。

良い映画にめぐり逢い、面白い映画に夢中になり、風変わりな映画に驚かされる・・・・・・・そんな映画生活を堪能したいと思っております。

2007年に公開される映画に期待を弾ませ、この1年を頑張りましょう!!

ここで、おめでとうに相応しいと思われる動画を紹介させていただきます。

これは、宝酒造「松竹梅」のアメリカ版TVCM。日本版同様に渡哲也が出演しています。

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