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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

カザフスタン国営テレビの人気レポーターであるボラット(サシャ・バロン・コーエン)は、祖国の発展のためにアメリカ文化を学ぶという目的で渡米。市民に突撃取材する模様を度が過ぎたおバカなギャグ満載で描いた擬似ドキュメンタリー・コメディー。

下品かつ差別的なギャグが全編に盛り込まれている点が本作の最大の特色である。下ネタによる笑いを理解できない方や差別発言に対してひどく気を悪くする方は観ない方が良いだろう。本作のような異常なナンセンス・ギャグをおバカコメディーと割り切って存分に楽しめる方には良いと思うが、それでも過激な下ネタや差別系ギャグには引いてしまうだろう。

内容はとにかくおバカの限度を超えている。その中でも凄まじいのは中盤以降でボラットが宿泊先のホテルのテレビでドラマ『ベイウォッチ』を観て出演しているパメラ・アンダーソンに惚れ込み、本来の目的をすっぽかしてパメラに会いに向かい、サイン会で本人を襲撃するシーンやボラットの助手がパメラの写真集を見ながら自慰行為をし、それを目撃したボラットが怒り、二人が全裸で大乱闘(ホモ同士による性行為に見せかけた描写も一部あり。)を繰り広げるシーンといった感じでかなりやりすぎているのだ。おバカ加減を徹底追及して描いていることが何よりも凄すぎる。

本作はそんな過激すぎる内容が原因で日本での劇場公開が見送られそうになったが、何とか実現することが出来たのである。おバカコメディー映画ファンにとっては嬉しかったに違いはないだろう。私がファンを代表して配給会社の方々に「ありがとう」と心の底から感謝の気持ちを伝えたい限りだ。

今後も本作を超える過激な作品が公開されることを密かに期待している・・・・・・。

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コメント

TBありがとうございます。

TB返しが遅くなりすいません。

このようなおバカ映画がもっと上映されることを
願います。
第2弾はあるんでしょうかね?

投稿: yamasan | 2007年8月13日 (月) 23時47分

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