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ブラック・ハンター (日本未公開)

元アメフト選手で賞金稼ぎのトラック・ターナー(アイザック・ヘイズ)は、相棒のジェリーとともに追跡していた売春業者のボスであるゲーターを射殺。ゲーターの女で多くの美人娼婦を仕切るドリンダは、二人に対する復讐を成功させるべく各組織に条件付きでターナーとジェリーの殺害を依頼する。やがてゲーターを敵視していた大ボスのブル(ヤフェット・コットー)がこの殺害計画に加担する。ターナーは、命を狙われながらも激闘を繰り広げる。

『黒いジャガー』(71)のテーマ曲を大ヒットさせたソウル・ミュージックのアーティストで“ブラック・モーゼ”と称されるアイザック・ヘイズが主演した70年代ブラックスプロイテーション作品。

トレードマークとも言えるスキンヘッドにヒゲ顔、時折魅せる半裸姿やグラサン姿は、実にコワモテそのものであり、同時にワイルドなイメージを与える。そんなヘイズがマグナム44をぶっ放して暴れまわる姿は、まさに黒人版『ダーティハリー』とも思える。タフでアウトロー的な魅力を放つ賞金稼ぎの男を体を張った激しいアクションと強烈な風貌を活かして熱演した。

カーアクション、格闘シーン、激しい銃撃戦といった見せ場が盛り沢山であり、バイオレンス色の強いアクションに仕上がっている。派手な演出ではないが、テンポよく描かれた上にパンチの利いたシーンに仕上がっているので面白さを感じ取ることができる。

劇中の音楽は、ヘイズが全曲を手懸けており、本業であるミュージシャンとしての実力もしっかりと作品に活かされている。カーチェイスのシーンで演奏時間が九分弱の長めの楽曲「Pursuit Of The Pimpmobile」が使用され、車での追跡劇にマッチしたこのサウンドがシーンを盛り上げ、観る者をハラハラさせる。

結構面白い出来栄えなのに日本では劇場公開されず、ビデオスルーのみだった。

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