ローグアサシン
FBI捜査官ジャック(ジェイソン・ステイサム)とトムは、謎の殺し屋ローグ(ジェット・リー)を追跡し、銃撃戦を繰り広げるが逃げられてしまう。その後、トムは家族とともに殺害されることに。三年後、ジャックの前に再びローグが現れる。ジャックは復讐を誓うが、ローグが中国マフィアと日本暴力団の抗争に関与していたことからこの抗争にFBI勢も加わって壮絶な戦争と化す。
ジェット・リーとジェイソン・ステイサムというマーシャルアーツに長けた東西のアクションスターの対決が売りの娯楽アクション作品。二人は『ザ・ワン』(98)で共演していたが対決することはなかった。本作ではその二人の対決が実現したが、結果的には期待外れの薄っぺらい対決となった。メインとなるのは原題が“WAR”すなわち戦争ということで中国マフィア勢と日本暴力団勢の抗争だ。そのために二人の対決は終盤近くで観られるものの持ち前のキレ味の鋭い格闘アクションも控えめで面白さが半減しており持っている実力を存分に発揮できないままの消化不良で残念な感じだ。二人の出演作品でアクション指導を担当したコリー・ユンのアクション演出にも期待したが腕を振るうことができなかった。リーとステイサムの対決よりもリーと暴力団組長役の石橋稜の刀対決が印象的でこちらがかなり面白かった。刀を片手に華麗なアクションを魅せつけるリーの姿も珍しくて興味深い。また、石橋稜が魅せつける立ち回りもその巧さに驚愕させられ、感心させられた。
本作でも間違った日本の描き方を堂々とやってしまっている。女体盛りや忍者姿のヤクザといった描写が観られるが、これだけは今後も続きそうだ。ジェイソン・ステイサムが話す日本語も下手ではないが何故か笑いを誘い出す可笑しさが感じられる。
終盤ではローグとジャックの真相がサスペンスタッチで描かれる。この真相の結果におもいっきり驚愕させられ、これが本作の最大の面白さであることを実感できる。このシーンまでに派手なアクションシーンをはじめとした様々な面白さがあるのでこれを満喫したあとにおもいきって楽しむことをオススメしたい。
石橋稜扮する柳川シロー組長は、実在したヤクザで“殺しの軍団”と称された柳川組の柳川次郎親分(東映映画『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』の小林旭扮する花木勇をはじめ多くの映画で彼がモデルになっている)を意識したのかと思えた。外国映画に登場する日本の暴力団組員は英語も話せるということもあってインテリヤクザだとついつい思ってしまう。
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» 復讐の種は一つも残してはいけない [CINECHANの映画感想]
262「ローグアサシン」(アメリカ)
様々な人種によるギャングの抗争が続くサンフランシスコ。FBI捜査官のジャックとトムは伝説の殺し屋ローグを追っていた。しかし、トムとその家族は惨殺され、家は焼け落ちる。現場でジャックは、ローグが使う弾の薬莢を見つけ、彼の仕業だと直感し、復讐を誓う。
3年後、中国マフィアとヤクザ組織の抗争が激化する中、ローグが再び姿を見せる。そして彼を追うジャックをあざ笑うかのように抗争を更に激化させるローグ。
果たしてローグとは一体何者で、その目的は何なのか...... [続きを読む]
受信: 2007年11月19日 (月) 01時28分
» ローグアサシン(映画館) [ひるめし。]
ローグ、お前は何者なのか? [続きを読む]
受信: 2007年11月19日 (月) 12時00分
» 『ローグアサシン』 [ラムの大通り]
※カンの鋭い人は注意。※映画の核に触れる部分も。
鑑賞ご予定の方は、その後で読んでいただいた方がより楽しめるかも。
(原題:War)
----“アサシン”って暗殺者のことでしょ。
よく映画のタイトルにも使われているよね。
この映画はジェット・リーとジェイスン・ステイサムの顔合わせ。
やはりジェット・リーがアサシンかニャあ?
「おっ、鋭いね。
じゃあ、簡単にストーリーを説明しよう。
暗殺者ローグにパートナーを無惨に殺された
FBIエージェントのジャック・クロフォード(ジェイスン・ステイサム)は
... [続きを読む]
受信: 2007年11月19日 (月) 14時42分
» ローグ・アサシン [映画通の部屋]
「ローグ・アサシン」WAR/製作:2007年、アメリカ 103分 PG-12指定 [続きを読む]
受信: 2007年11月19日 (月) 20時10分
» ローグ・アサシン [シネクリシェ]
もはやB級映画の雄ともいえる(?)ジェイソン・ステイサムと、マーシャルアーツからは足を洗ったはずのジェット・リーの初顔合せアクション映画。 この映画でジェット・リーは、カンフーはやらないという話を... [続きを読む]
受信: 2007年11月20日 (火) 06時15分
» ローグ アサシン (War) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 フィリップ・G・アトウェル 主演 ジェット・リー 2007年 アメリカ映画 103分 アクション 採点★★ 裃に日の丸はちまきのドルフ・ラングレンが大暴れしていたり、中日にトム・セレックが入団しちゃったりする映画を観ると「国辱的だ!」と憤慨される方も少なくないです..... [続きを読む]
受信: 2007年11月20日 (火) 19時12分
» ローグ アサシン(試写会) [カリスマ映画論]
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆
東西A級俳優によるB級アクション対決!
[続きを読む]
受信: 2007年11月20日 (火) 20時33分
» 【2007-142】ローグ アサシン(WAR) [ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!]
人気ブログランキングの順位は?
ローグ、お前は何者なのか?
[続きを読む]
受信: 2007年11月21日 (水) 23時45分
» ローグ・アサシン 07199 [猫姫じゃ]
ローグ・アサシン War
2007年 フィリップ・G・アトウェル 監督ジェット・リー ジェイスン・ステイサム ジョン・ローン デヴォン・青木 ルイス・ガスマン 石橋凌 ケイン・コスギ
なんですか?!この映画わ!!
例によって例のごとく、ジェット・リー、悪....... [続きを読む]
受信: 2007年11月23日 (金) 17時03分
» 「ローグ アサシン」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
ジェット・リーとジェイソン・ステイサムのアクション対決もの。
原題は「WAR」だけど、
邦題の「ローグ=ならず者・一匹狼、アサシン=暗殺者」のほうがわかりやすいね。 [続きを読む]
受信: 2009年4月13日 (月) 00時26分
コメント
見れば良かったですねぇ。近くのシネコンでは、見ようと思っていたら早々と終わってました。
>外国映画に登場する日本の暴力団組員は英語も話せるということもあってインテリヤクザだとついつい思ってしまう。
アメコミなんかだと、ハイテクを使いこなし、鉄の規律を持つ犯罪エリート集団として描かれていることもあり、随分とスマートで洗練されたイメージです。忍者や侍と区別がついていないような節もありますが、私達がマフィアに持つ、どこかロマンチックなイメージみたいなものかもしれません。
投稿: 印度洋一郎 | 2007年11月 9日 (金) 17時38分
印度洋一郎様
コメント、誠にありがとうございます。
>アメコミなんかだと、ハイテクを使いこなし、鉄の規律を持つ犯罪エリート集団として描かれている
私の愛読書である「アウトローブレイク」で印度様の『パニッシャー』(89)のレビューにも書かれていましたね!!この一文は、かなり印象的で忘れられません。
英語を話すヤクザを観ると真っ先に“インテリヤクザ”だと思ってしまいます。『ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT』(06)の千葉真一扮するカマタ組長の英語を話すシーンを観たときもそう思いました。インテリヤクザだった映画スターの安藤昇を超えているかもと思いながら楽しんでいました。今回の『ローグアサシン』もそうでした。
印度様は、『ローグアサシン』を見逃されたようですが試写状は届かなかったのでしょうか?
投稿: ザ・支配人(サニヤン) | 2007年11月10日 (土) 15時41分