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リトルトウキョー殺人課 (日本未公開)

ドラッグのルートを拡大させるべくロサンゼルスの日系人街リトルトウキョーにヨシダ(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)率いる日本の暴力団“鉄の爪”が進攻。市警のアジア特捜隊に所属する刑事ケナー(ドルフ・ラングレン)とジョニー(ブランドン・リー)はタッグを組んでヨシダを追う。

とにかく見せ場となるアクション描写が満載で存分に楽しめる。銃撃戦、ドルフ・ラングレンとブルース・リーの実子ブランドン・リーという肉体派B級アクションスターによる格闘シーン、カーチェイス、大爆破は迫力満点で観る者を飽きさせないように工夫が施されている。B級アクションを得意とするマーク・L・レスター監督はやはり見せ場作りに長けており、これぞ職人芸という感じだ。アクションだけでなく、女性の裸体がチラホラと観受けらたりとセクシーサービスもしっかりと取り入れられていることや単純明快なストーリーという部分を加えると本作はまさに娯楽映画の王道であることも頷ける。

アクション以外の大きな見所となるのがやはり“間違いすぎた日本の描写”である。まずは、リトルトウキョーの娯楽レジャー施設“盆栽クラブ”。聞いただけでも思わず鼻で笑ってみたり吹き出したりするほどのおバカで可笑しい名称は、忘れることができないほどの強いインパクトがある。そして、そこで行われているのはキックボクシング賭博、女相撲、刺身女体盛り。これらを観ていると実にツッコミを入れたい気持ちにさせてくれる。他にも逮捕された鉄の爪組員は、取調べの際に自ら首を骨折させて自害し、ティア・カレル扮するミナコは切腹しようとする前に妙な儀式を行っていたりととにかくクレイジーであり、コメディー作品を観ているような気にさせられる。間違っていない描き方は、エンコ(指)詰めのみである。

ドルフ・ラングレン扮するケナーは、日本育ちということで日本語を話しまくり、間違ってはいないもののこれがまた笑いを誘い出す。だが、鉄の爪組員の日本語は聞き取りにくいものが多く、ツッコミを入れたくなる。中でもケナーが黒い袴と陣羽織に“闘魂”の文字が刺繍された日の丸鉢巻を巻いて刀片手にヨシダと闘うラストは、クレイジーのレベルをより一層ヒートアップさせた。とにかく何から何まで強烈なインパクトを与えるトンデモナイB級娯楽アクション作品だ。

上映時間は70分強。それにこのような内容だからアクション映画ファンだけでなく暇すぎる方々やヘンな映画がお好きな方々にも最適だ。本作が劇場公開されなかった原因は、間違いすぎた日本の描き方という見解が多い。

リトルトウキョー殺人課 リトルトウキョー殺人課
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コメント

 これ、ムック「アウトロー・ブレイク」でも色々書いたんですが、ヘンな映画が好きな人にはたまらないシーンが続出するお勧め映画ですね。
 特に、クライマックスで出撃するドルフの桃太郎みたいな出で立ちは必見でしょう。

投稿: 印度洋一郎 | 2007年12月28日 (金) 11時48分

印度洋一郎様

コメント、誠に有難うございます。

ラストのラングレンの衣装は、一度観たら忘れられないほどインパクトが強すぎますね!!

とにかく何もかもがインパクトが強いと思います。本当にヘンな映画好きにはオススメですよね!!

「アウトローブレイク」は、私のバイブルです。続編もあればいいなとも思っております。「アクション映画究極大鑑」も続編希望です!!

投稿: ザ・支配人(サニヤン) | 2007年12月29日 (土) 09時06分

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