エンドゲーム 大統領最期の日
ハワード大統領(ジャック・スカリア)の警護を担当するシークレット・サービスのエージェントであるアレックス(キューバ・グッディング・Jr)。彼は式典に出席した大統領を警護していたが、大統領は何者かによって撃たれ、搬送先の病院で死亡。この事件に酷いショックを受けていたアレックスの前に独自の方法で取材し、実行犯の背後に黒幕がいることを突き止めた記者ケイト(アンジー・ハーモン)が現れる。ケイトは事件の真相を解明するために協力を求めてきたのだが・・・・・・。
監督はジャッキー・チェンの作品でスタントを担当していたアンディ・チェン。製作には『ラッシュアワー』シリーズ等の監督として知られるブレット・ラトナーが携わっている。アクション寄りのスタッフによってサスペンスがメインの本作はアクション重視の作品に仕上がった。だが、アクション重視といってもド派手なアクションの連続でもない。サスペンスを基本として随所に見せ場となるアクションシーンが散りばめられているという感じである。大爆破、銃撃戦、公道でのカーチェイスという演出はツボが押さえられており、迫力を追求した魅せ方は巧く、実に面白く仕上がっている。サスペンスとしては照明等で雰囲気を醸し出してはいるものの内容としてはまだるっこくて薄味のやや残念な仕上がりだ。はじめからアクション映画としてアクションシーンを濃く描いていればもっと良かったと思えることが悔やまれる。
キューバ・グッディング・Jrがしっかりとアクションを頑張っている点が好印象であり、かつてアカデミー助演男優賞を受けただけに演技も光っている。他にもジェームズ・ウッズ、バート・レイノルズという渋い共演者も魅力的である。
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