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オスロ国際空港 ダブル・ハイジャック

シェパード(ジョン・クエンティン)率いるテロリストたちによってイギリス大使館が占拠され、パーマー大使(ロバート・ハリス)たちが人質となる。その後、ロンドン刑務所から釈放されたシェパードの同志を乗せた飛行機がハイジャックされる。オスロ保安庁のタルビック大佐(ショーン・コネリー)とテロリストたちの攻防が繰り広げられる。

イングマール・ベルイマン監督作品で活躍したカメラマンのスヴェン・ニクヴィストによるニュース映像を彷彿とさせるドキュメンタリータッチでリアリティーを追求した映像が魅力的だ。

ショーン・コネリーが地味ながらも渋いイメージでテロ対策の大佐を好演。政府のお偉い方との相克を描いたシーンも注目するべきだ。政府がテロに対して無力であることに対し、タルビックは弱みを魅せず真っ向から立ち向かおうとする。タルビックとテロリストの攻防は連絡手段を中心に描いており、これが緊迫感を張り詰めさせた描き方で観る者をハラハラさせる。他のシーンでも同じような雰囲気を感じることができる。

ジェリー・ゴールドスミスの音楽が効果的に使用され、サスペンスのムードを盛り上げると同時に緊迫感をより一層高める。

コネリーの名演、キャスパー・リードの演出、ニクヴェストのカメラ、ゴールドスミスの音楽によって渋味が引き立てられた硬派な仕上がりとなった上出来のサスペンスだ。

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