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片腕ドラゴン

香港のカンフーアクション映画スターであるジミー・ウォングが監督、脚本、主演の一人二役をこなしたカルト的人気を誇る傑作。

師匠を殺され、右腕を切断された男ティンロン(ジミー・ウォング)が左手を岩をも砕く鋼鉄のように鍛え上げて復讐に挑む姿を描く。

とにかくカンフーアクションの見せ場が多く散りばめられている。その内容は漫画チックで荒唐無稽ではあるが、観る者を飽きさせず、細かいことを考えずに楽しむことができる。

また、敵のボスが世界の武道の強豪を雇うが、そのメンツが個性的に描かれていて面白い。日本の沖縄武術の達人に柔道家、インドのヨガマスター、気功使いのラマ僧コンビ、タイのムエタイコンビがカンフーに挑み、異種格闘技戦の面白さを味わえる。これだけは格闘技ファンにはオススメしたくなる。特にインドのヨガマスターの珍妙な攻撃はまさにユニークであり、一度観れば忘れられないほどの強いインパクトを与える。沖縄武術の達人とラマ僧コンビの相性の悪さも印象的だ。

テーマソングにあの『黒いジャガー』(71)のテーマソングがそのまま使用されていることにも驚愕させられる。しかも劇中でも頻繁に使用されている。これが無断使用ということもファンの間ではよく知られていることだ。

三年後には正式な続編『片腕カンフー対空とぶギロチン』(75)が製作され、両作ともクエンティン・タランティーノ監督に大きな影響を与えたことは有名な話である。

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