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2008年5月

新・監禁逃亡

きみか(さくらの)は、気がつくとあるビルのボイラー室に監禁されていた。彼女の前には力士の着ぐるみに不気味なマスク、ボイスチェンジャーによって声が変えられたおかしな人物がいた。秘書で愛人の成美(亜紗美)と情事を重ねるきみかの父で中堅ゼネコン会社の凄腕社長の大介は、娘の拉致・監禁など知る由もなかったが、一本の脅迫電話によって事件の重大さに気づくのだが・・・・・・。

人気Vシネマシリーズの初の劇場版。新人さくらのと亜紗美のエロティックな描写が満載であり、男のサディスティックな心を揺さ振る作品だと言いたい。

とにかく力士の着ぐるみに不気味なマスクを被った人物のインパクトが強烈であり、四股を踏んだりする姿には笑わせてくれる。この正体は一体誰なのかということが一番興味深いのである。この正体が明かされるシーンは、まさに観る者を驚愕させる。エロティック描写以外での面白いシーンはこれのみだ。

とにかくエロスシーンと69分の上映時間が嬉しいヘンなエロティック・サスペンス作品だ。

【20点】

新・監禁逃亡 劇場版 DVD 新・監禁逃亡 劇場版

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任侠秘録 人間狩り

サブカル界の大御所として知られる杉作J太郎が創設した映画製作会社「男の墓場プロダクション」の記念すべき第一弾作品。

新宿に女を拉致して男に斡旋する犯罪組織が存在する。ある日、飯島(飯島洋一)という謎の男が客としてこの組織のサービスを利用。飯島は関係者と共に女の居所である熱海まで車で移動。その後、いろいろなことがあってやっと熱海に到着するが、飯島は謎の男たちに襲撃されそうになるが、持ち前の腕力で彼らを蹴散らす。この犯罪組織の正体が解明されると飯島はすぐさま彼らの心意気を買って仲間にし、彼らが怨みを抱く新宿の暴力団の挺身会を壊滅させようと動くが、挺身会は関西の巨大暴力団との話し合いが持たれていた。

各業界から異色のキャストが集結しているが、その殆どが杉作監督の人脈であり、低予算ということもあってノーギャラで出演している。主演の飯島洋一は、70年代に本格的な自主製作アクション映画を製作、主演した日本インディペンデント映画界の強者役者。他にもロマンポルシェ(掟ポルシェ、ロマン優光)、ラッパーの宇多丸(ライムスター)、プロ書評家、プロインタビュアーとして多数の雑誌で連載を担当する吉田豪、プロレスラーの新宿鮫、「絶滅危惧ビデオ大全」の著書であるライター兼デザイナーの植地毅(“餓血毅”名義で出演)らに加えてTVでもお馴染みの岡元あつこや蛭子能収までもが登場。この顔ぶれを観ているだけでも不思議な面白さが感じられる。それにしてもいかにもサブカルチャー色が濃すぎでかなりマニアックだ。

映像はTVの深夜枠のドラマという感じでいかにも自主映画らしい出来栄えではあるが、魅せるところはしっかりと魅せており、血生臭いバイオレンスアクション、コメディー要素が満ち溢れた少しおバカなトーク、男の美学を感じさせるラストシーンという具合にツボが押さえられていて素直に面白く思えるのが実に良い。中でもロマン優光が殆ど全裸状態で飯島に股間を踏みつけられるシーンは観る者の目に焼き付くこと間違いなしの名シーンであり、これはロマンが川谷拓三のようなヤラレ役を演じてみたいということで実現したシーンで杉作監督お気に入りの深作欣二監督作品『県警対組織暴力』(75)にオマージュを込めていることもわかる。終盤の殴り込みで飯島がショットガンで親分衆を撃ち殺すシーンの70年代バイオレンスアクションさながらの血生臭さとパンチの利いた豪快さ、さらにはこの凄まじすぎる様子に思わず嘔吐するギンティ小林(本業は映画ライター)というグロテスク描写を盛り上げるシーンという具合にとにかく強烈な面白さで仕上がった見せ場となっており、日本映画にはこのような面白さがもっと必要だということを改めて実感させられた。

上映時間は73分。サラっと楽しむことができるかなりお得な娯楽作品である。

【65点】

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無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を征く

カルロ(コンサルボ・デルアルティ)をボスとするドラッグ密売系マフィア組織によるインターポールの刑事暗殺事件が発生していた。ところが、香港では通りすがりのカンフーアクション映画スターで“スーパードラゴン”の異名を持つワン・レイ(ブルース・リャン)がこの事件を阻止した。カルロは映画ロケという罠を張ってワンをローマへと呼び寄せ、カルロの実子カニー(マリオ・クリティーニ)と二人の養子であるデューク(ゴードン・ミッチェル)と坂田(倉田保昭)がワンの命を狙う。ワンとカルロ一家の激闘が繰り広げられる。

ウー・スー・ユエン監督とブルース・リャン、倉田保昭が『帰って来たドラゴン』(74)に続いて世に送り出した香港製カンフーアクション。本作はヨーロッパでのロケが話題の一つとなり、香港映画界の国際化という面で大きく変化をもたらした。敵がイタリアンマフィアという点では、当時の流行モノであったイタリア製ギャング映画の特色を取り入れたことが大いにわかる。アクションシーンもこの手のジャンルの当然の売り物であるカンフーファイトに拳銃やマシンガンといった武器を使う敵が現れたことによって面白さがパワーアップし、変わってきたのだ。また、アクションシーンはローマの観光名所をバックに繰り広げられ、ロケーションの活かせ方も実に良い。

徹底された娯楽性はアクションだけでなく、登場する二人の美女の活躍からも伺うことができる。まずは、シャーリー・コリガン扮する保険会社の社員アイビー。カルロの関係者として怪しげな雰囲気を感じさせるが、これを裏切ってワンを助けて仲良くなる。敵に襲われるとカンフー技で攻撃して金色の拳銃を向けたりという具合にシャーリーの存在はまさに魅力的だ。もう一人は、ワンの主演作品でヒロイン担当女優リリー役のマリア・ダインコロナート。黒髪美女の彼女は、胸と尻を露出したセクシーサービスをしっかりと提供しているのだが、脇毛が生えていることに驚かされると同時に笑わせてくれる。どちらかと言えば金髪美女シャーリーのセクシーサービスの方がウケが良いと思えるのだが、マリアでも悪くはなかったと思う。とにかく金髪と黒髪の美女の存在が作品に面白さを倍増させたことに間違いはないのだ。

ストーリーは細かいことを考えず、頭を空っぽにして観られるように簡素化されている。だから、思う存分カンフーアクションを堪能できる。

音楽に関してもマニアならではの面白さが発見される。まずは、オープニングのクレジットで『続・夜の大捜査線』(71)のテーマのイントロ部分が使用されている。次に『110番街交差点』(72)のテーマのイントロ部分(劇中で使用されたバージョン)が三度使用されている。これに関しては、ジミー・ウォング主演のカンフーアクション『片腕ドラゴン』(72)で『黒いジャガー』(71)のテーマが無断で使用されていたことと同じニュアンスであることがわかる。

とにかく最後の最後までアクションが楽しめるB級娯楽作品だ。

【65点】

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地獄の天使 紅い爆音

70年代に量産された東映の女ヤンキー映画及び暴走族系アクション映画の末期に該当する作品。

“カミソリのヨーコ”と呼ばれる女ヤンキーの耀子(入鹿裕子)は、朝子(内藤やす子)がヴォーカルを担当するバンドのギタープレイヤーとして凄腕のロックビートを鳴らす貢(小野進也)と愛し合う仲だった。ある日、耀子と敵対する女ヤンキー四人組が争っている際に貢も巻き添いを喰らい、ゴールドフィンガーと呼ばれた彼の左小指が切断されるハメになる。これにマジギレした耀子は相手の一人をカミソリで殺害し、栃木刑務所に三年間入獄する。出所した耀子は、朝子から貢が横須賀で暴れているという噂を聞いてすぐさま横須賀へ赴く。その後、左小指が無い男を見つけて後を追うが、その男は貢ではなく、指名手配されている暴力団組員の寒河江(舘ひろし)だった。

今となっては異色と言えるキャスティングが面白い。主演の入鹿裕子は、当時ユニークな個性で売り出されていた新人女優でクレジットにも新人と表記されている。短髪で独特の表情(特に目元)が印象的であり、美女とは言い難いが胸を露出したり性交シーンを体当たりで演じたりという具合に新人さながらの演技力の乏しさをこれでカバーしているという感じだ。また、セリフ廻しがクールな印象を与え、見た目と相まっていてなかなか良い感じだ。朝子役の内藤やす子は本作が映画初出演であり、セールスポイントであるパンチの利いた独特の低音ボイスで主題歌と挿入歌も担当している。寒河江役の舘ひろしは、レイバンのサングラスに片手にライフル銃を持っていたりと後のTVドラマ『西部警察』で演じる巽刑事を思わせる風貌でファンは必見だ。他にも初々しさが印象的な森下愛子(本作で女優デビュー)、終盤で再登場して観る者を驚愕させてくれる小野進也、極悪ぶり全開の成瀬正(現・成瀬正孝)と言うように各キャラクターが実に魅力的であり、とにかく彼らの演技の上手い下手に関してはどうでも良いように思えてくる。

内容は、タイトルから連想すればアクション映画だと思えるが、アクションシーンはかなり控えめであり、どちらかと言えば青春、恋愛の比重が大きい。だから、アクション映画として観るよりも青春映画、恋愛映画として観る方がストーリーも面白く感じられるのである。適度なバイオレンス描写、性描写、77分の上映時間とB級娯楽映画らしさがしっかりと三拍子揃ったお得な一本である。

「あの人は今」番組で入鹿裕子の現在を探っていただきた。

【70点】

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提供東映株式会社
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処刑教室 (1982)

極悪なヤンキー軍団が支配し、喧嘩をはじめドラッグ、売春が蔓延るリンカーン高校に音楽担当の新任教師ノリス(ペリー・キング)が赴任。実直な人柄で純粋な正義感に満ちた彼は、校内一のヤンキーと対峙するが、身重の妻がヤンキーたちに暴行を受けた上に拉致されてしまう。この事態を知ったノリスはついにブチ切れし、激戦に乗り出す。

冒頭に本作が実話に基づいていることと校内暴力の実態に関するテロップが流れるが、ノリスがブチ切れしてからはそんなことを忘れさせてくれるハードなバイオレンスアクションが展開される。本作を語る上では外すことのできないシーンといえる工作室の電動ノコギリでヤンキーの片腕切断に始まり、バーナーでヤンキーを火達磨にしてしまったりという具合にかなりやり過ぎているので「これが本当にあった出来事なのか?」とツッコミを入れたくなるのだが、監督がB級娯楽映画の職人マーク・L・レスターということもあってとにかく面白いのだから良いだろうと自然に思えてしまうのである。

校内には監視カメラが設置されていたりボディーチェックをする警備員が配置されていたりとリンカーン高校がいかに恐ろしすぎる危険地帯なのかということが存分に感じられ、驚愕させられるが、80年代のアメリカの学校は本当にこのような状況だったのである。

無名時代のマイケル・J・フォックスがヤンキーにいじめられる生徒役で出演しているが、生物担当教師役のロディ・マクドゥオールの存在も忘れられない。極悪すぎるヤンキーに怯え、これが原因でノイローゼ気味になり、無気力で酒で憂さを晴らすような毎日を過ごし、自分の身を守るために拳銃を携行する。ノリスとは唯一仲がよく、校内の問題やかつての教師としての自分の理想を語るシーンも忘れられないほど印象的だが、ヤンキー軍団を相手に孤軍奮闘して死んでしまうシーンは、本当に悲しくて空しい。

本作は、8年後にSFとしてパワーアップした続編『クラス・オブ・1999』(90)が製作され、パム・グリアが出演したりとB級映画という面でもパワーアップしたのである。ちなみに、マクドゥオールも引き続き出演しているのだ。

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妖女伝説セイレーンX 魔性の誘惑

深夜の成人向けバラエティー番組「奇怪レポート ミニスカ探検隊」の撮影を静岡のとある湖で敢行したが、突然の雨でレポーターのマミ(日高ゆりあ)とスタッフら四人は近くのペンションで宿泊することになる。だが、そこには不思議な美女という感じの女主人の麗美(麻美ゆま)が一人で住んでおり、一行に食事の世話等をしてもてなした。そんな彼女の真の正体は、男たちを誘惑し、精気を吸い尽くして生きる妖女セイレーンであり、ペンションにたった一人残ったカメラマンの山田が彼女の性の餌食となり、他の男たちも山田と同じ目に遭うこととなる。

Vシネマの人気シリーズ作品が初の劇場版となって登場。主演は人気AV女優で時たまTVのバラエティー番組にも出演する麻美ゆま(正直言って私は、彼女のAV作品を一度も観たことがないのである。本作で初めてお目にかかったのだ。)。彼女にとって劇場用映画は、本作が初挑戦となる。バスト96センチでHカップという肉体美を持つ彼女のセクシーな魅力が全面に押し出されており、男たちとの性交シーンが最大の見所となる。とにかくエロスを追及したシーンが満載であるが、他にも血生臭さを感じさせるバイオレンス描写がワンシーンだけ用意されていたりユーモアを取り入れたりという具合に単なるエロティック作品に終わらないようにという感じで工夫が施されているようだが、結局はエロスだけが取り柄の良い意味で意味不明な内容の作品となった。

上映時間は、65分。暇潰しや性的欲求の解消として劇場で観るも良し、DVDやビデオで観るも良し。サイン会や撮影会等に足を運ぶような熱狂的な麻美ゆまファンは必見だ。

【30点】

妖女伝説セイレーンX~魔性の誘惑~ DVD 妖女伝説セイレーンX~魔性の誘惑~

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ヒットマン

アメリカをはじめ、日本でも支持されている人気TVゲームをスタイリッシュな感覚で映像化させたアクション作品。

ある組織で幼少の頃から暗殺者としての訓練を受けていたエージェント47(ティモシー・オリファント)は、ロシアの政治家べリコフの暗殺依頼を請ける。彼が遂行したこのミッションは成功したかのように思えたが、実はべリコフは生きていることを組織から聞かされ、さらに娼婦ニカ(オルガ・キュリレンコ)に現場を目撃されたため、彼女を消すようにと伝えられる。やがて、エージェント47はこれが罠であったことを知るのだが・・・・・・。

製作にリュック・ベッソンとヴィン・ディーゼルが携わっている。主人公のエージェント47は、元々はヴィン・ディーゼルが演じることに決まっていたが、降板したため『ダイ・ハード4.0』(07)で敵役を演じたティモシー・オリファントが急遽登板した。エージェント47はスキンヘッドで後頭部にはバーコードのタトゥーが掘り込まれているというまさに“バーコードハゲ”であり、黒いスーツに赤いネクタイというファッションで身を包む。これがクールな印象を与える。「アヴェマリア」をBGMにこのタトゥーが掘り込まれる冒頭シーンは神秘的とも思えるほどであり、忘れられない。

アクション映画ということで銃撃戦に爆破シーン、格闘シーンがお膳立てとして用意されているが、レベルは中級程度。深く言えばガンアクションであり、当然の如く銃撃戦が見せ場となる。これが勢いを感じさせる力強さと華麗な感覚で描かれていて面白く仕上がっている。エージェント47の二丁拳銃ならぬ“二丁小銃”姿もキマっていて実に格好良い。銃だけに留まらず、短刀も使いこなす。だが、これがまた二刀流であり、彼と同じようなスキンヘッドに二刀流の男三人組を相手に激しくバトルを繰り広げる姿は鮮烈な印象を残す。

ティモシー・オリファントはしっかりとアクションを頑張っており、見た目はヴィン・ディーゼルでアクションシーンはややパワーダウンした『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムという感じだ。今後もこの調子でアクション映画に挑戦していただきたいと同時に様々なジャンルの作品でも活躍して役者としての幅を広げていただきたい。

それにしても本作はB級のイメージだけは否めない作品だ。

【70点】

ヒットマン 完全無修正版 DVD ヒットマン 完全無修正版

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ザ・フィースト

ベン・アフレック、マット・デイモン、ウェス・クレイヴンというハリウッドの人気スターと若手スタッフたちが送り出すスプラッター・ホラー作品。

舞台はテキサスの田舎町に存在するうらぶれたバー。常連客たちが酒を飲んでクダを巻いている中、ショットガンを持った血まみれの男が突然やってくる。彼が「何者かがやってくるから店を閉鎖しろ!」と叫んで警告した直後に正体不明のモンスターが店の窓を破壊して侵入する。客たちとモンスターの壮絶な攻防戦が繰り広げられることとなる。

ほとんどがバーの店内でストーリーが展開するという低予算であることがまるわかりのワンシチュエーションが恐怖感と緊迫感を醸成させる。モンスターによる襲撃は大変勢いよく描かれており、スリリングでテンポもすこぶる良い。また、スプラッターと言うことで血飛沫が飛び散り、グロテスクなシーンがこれでもかというほど観られる。ホラー映画としての怖さよりも低俗な気持ち悪さを存分に感じ取られるのである。他にも下ネタによるブラックユーモアも取り入れてさらに面白く仕上がっている。中でもモンスター同士の交尾シーンは、強烈なインパクトで印象的だ。

上映時間は86分と比較的短めであり、その中でも随所に見所をうまく散りばめられているので見応えは十分だ。とにかくホラー映画好きには嬉しいこと間違いなしの作品である。

【75点】

フィースト アンレイテッド・バージョン DVD フィースト アンレイテッド・バージョン

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XYZマーダーズ

今では『スパイダーマン』シリーズで知られているサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』(85)に続く監督第二弾作品。

気が弱くて冴えない警備員のヴィク(リード・バーニー)は、好きな女であるナンシー(シェリー・J・ウィルソン)とともに殺人事件に巻き込まれてしまい、ヴィクは犯人となってしまったのだが・・・・・・。

全体的な描き方は漫画チックであり、スピード感と勢いを感じさせる展開は観る者を一気に楽しませてくれる。何といっても40年代テイストを感じさせる懐古趣味的な描写が最大の見所であり、往年のスラプスティックコメディーやミュージカルの要素を取り入れたことによって面白さが倍増し、これがまたとてもパワフルに描かれていて観る者を圧倒させてくれるのだ。さらにはカーアクションまで描かれ、カークラッシュに爆破シーンという具合にアクション映画ファンに対するサービスもしっかりと用意されている。過去の作品のパロディーも散りばめられているので映画好きの方にとっては大変嬉しく思えることだろう。

脚本はライミ監督と『ノーカントリー』(07)でアカデミー監督賞及び脚色賞を受賞したことが記憶に新しいジョエルとイーサンのコーエン兄弟。

【70点】

DVD名画劇場 XYZマーダーズ DVD DVD名画劇場 XYZマーダーズ

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