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ゼブラ軍団

ベトナム戦争で活躍した8人編成の特殊部隊“ゼブラフォース”がジョンソン中尉の指示で麻薬シンジケートを次々と襲撃する。

ゼブラフォースのメンバーは全員白人であるが、組織側を混乱させるために襲撃する際は巧く黒人に変装する。黒人のマスクがとにかく上出来であり、観ていても隙や不自然さをまったく感じさせないほどである。特殊メイク担当のリック・ベイカーの才腕が見事に発揮されているのだ。

本作の見所は、もちろんゼブラフォースによる襲撃シーンである。マシンガンを武器に組織の連中を始末して金を強奪するシーンが随所に散りばめられている。しかし、これらのシーンは派手さや勢いの良さがあまり感じられず、平凡な描き方となっているのでかなりマイナスだ。ラストの見せ場となるアクションシーンではカーチェイスやカークラッシュ、手榴弾による爆破、壮絶な銃撃戦という具合に工夫を施しているもののこれらも盛り上がりに欠けており、面白味が感じられない。他にも寄り道をしているためにもたついてしまっている部分が多く、退屈な印象を与えてしまう。チャールズ・アルデンによる音楽は、使い方も巧くてムードがしっかりと醸成されていているが、肝心のアクションシーンがことごとく破綻しているため、良いBGMがほぼ台無しになっているのだ。

結果的に言えば、凡庸なB級娯楽アクション映画である。ド派手なアクションを好む方にとっては、かなり物足りない内容であるが、上映時間は90分も無いので暇潰しに観る分には良いかも知れない。

11年後には続編『野獣部隊ゼブラ’87』が製作されたが、日本では劇場未公開のビデオスルーだった。

【40点】

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