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レッドライン

不動産金融業で成功したダニエル・サデックが自身のポケットマネーとコレクションしている高級車を投じて製作したカーアクション映画。

歌手志望の美女ナターシャ(ナディア・ビョーリン)は事故死した親父譲りの抜群のドライビングテクニックを持っているが、親父の事故死が原因でレーサーだけはなりたくないと強く思っている。だが、違法なカーレース賭博に興じる金持ち男連中の一人であるインフェイス(エディ・グリフィン)に腕を買われたナターシャは、危険な世界へと巻き込まれるハメとなる。

カーマニアにはたまらない数々の高級車、舞台となるアメリカ西海岸、BGMの殆どがヒップホップ系という具合に『ワイルド・スピード』シリーズを意識した作風となっている。見せ場のカーチェイスはCGに頼らず、実際のスタントだけで描いており、これが売り物とされている。スピード感と迫力を追求し、画面分割等を駆使したりと拘った魅せ方をしていて普通に面白いとは思えるものの、本作以上に面白いカーアクション作品は他にも多く存在するため、少々物足りないと思える。古き良き時代のアクション映画のような手作りの良さと工夫を施していることに対する努力は大いに認めたいが、ご都合主義の甘くてぬるい脚本が大きなマイナスポイントとなっているので残念だ。

アクション、水着姿のセクシー美女が大挙登場、上映時間95分、有名と言えるほどのスターの出演はなしという具合にB級感覚は本格的。そんな本作を楽しむには、細かいことを考えず、最初からB級娯楽アクション作品として単純な気持ちだけで観ることをオススメしたい。そうすれば、普通に面白いと思えるだろう。

本作は、『ワイルド・スピード』シリーズを超える作品と宣伝しているが、明らかに『ワイルド・スピード』シリーズを下回っている。出来が悪くてもなお可愛いというが、そんな一言がお似合いの作品だ。

【45点】

レッドライン デラックス版 DVD レッドライン デラックス版

販売元:ジェネオン エンタテインメント
発売日:2008/11/07
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175「レッドライン」(アメリカ)  類稀なるドライビング・テクニックを持つ女性ナターシャ。レーサーだった父がレース中の事故で命を落として以来、その道に進むことを拒み、今は歌手になることを夢見てバンドを組んでいた。  ある日アメリカ西海岸で違法な賭博レースに興じている金持ちグループの一人、インフェイマスに目をつけられ、歌手として出演することを条件に次のレース地ラスヴェガスへと向かう。そこで戦地から戻ったばかりのカルロと出会うが、計らずもレースに出場することになってしまったナターシャは、...... [続きを読む]

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