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殺人者にラブ・ソングを

60年代アメリカの人気TVドラマ『アイ・スパイ』(65~68、02年に劇場用映画としてリメイク)のビル・コスビーとロバート・カルプが私立探偵タッグを結成してスクリーンに登場した。ロバート・カルプは主演すると同時に監督も担当し、監督デビューを飾った。また、後に数々の娯楽アクションの傑作を放つウォルター・ヒルが本作で脚本家としてデビューした。

メリー・ジェーンという女の捜索を依頼されたヒッキー(ビル・コスビー)とボッグズ(ロバート・カルプ)は、調査に乗り出すが、行く先々で手掛かりとなる人物が殺害され、警察からも怪しまれる。二人は独自の手段で解決させようと奮闘するのだが・・・・・・。

私立探偵二人組を渋いイメージで描いたハードボイルドタッチのサスペンスアクション。一匹狼の私立探偵の活躍を描いたハードボイルド作品はよくありがちではあるが、二人組という点は比較的珍しいとも思える。個人的には、二人組の凸凹ぶりが面白いバディムービーとして描いた方が良かったと思う。

見せ場となるアクションシーンは、ラグビー競技場での銃撃戦、夜の駐車場での銃撃戦と車一台の爆破、クライマックスでの敵がヘリに乗って上空からマシンガンを乱射し、ヒッキーとボッグズがコルトで撃退し、ヘリが爆破という具合に描かれている。その出来栄えは、ごく普通という感じであり、迫力があまり感じられず、盛り上がらないため面白味が無い。特にヘリ爆破シーンの描き方は、明らかに誤魔化しているような感じがして酷い。

演出そのものがもたついているため、100分以上の上映時間を長く感じさせると同時に退屈させられる。ダラダラとした冗漫な仕上がりだ。

【40点】

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