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散弾銃<ショットガン>の男

一匹狼の流れ者・良次(二谷英明)が魔の山と人々から恐れられている鷲霊山に敢えて登り込み、アルプスで殺された恋人の仇を討つために悪党に挑む。

監督は鈴木清順。彼ならではのケレン味のある演出を好むファンは今でも多いが、本作ではそういった特色は殆どといっても良いほど発揮されておらず、あくまでも当時の日活アクションの主流でもあった西部劇テイストの無国籍アクションとして描かれている。中盤で良次がギターを爪弾きながら挿入歌「ショットガンの男」を歌うシーンでのバックの背景からは清順らしさが伺え、これが後の清順作品の原点とも思えた。

二谷が魅せつける数々のアクションが面白い。敵にパンチとキックを喰らわせ、巴投げまで披露している。そういった格闘アクションも印象深いが、やはりショットガンのガン裁きが最大の見所であり、魅力をとことん感じさせる。アクションシーンの中でも肝心なのは銃撃戦であり、これが一番面白さを感じさせてくれるので本当に良い。

オープニングとエンディングで流れる二谷歌唱の主題歌「夕日に立つ男」は、まさに男心をくすぐらせる歌詞が魅力的であり、男臭さをほんのりと感じさせる二谷のイメージとマッチしていると言える。

【50点】

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