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ザ・テイク わいろ (ダーティ・コップ 麻薬マーケットに挑むあぶない刑事)

わいろを受け取っていたダーティーな黒人刑事の活躍を描いたサスペンス系ポリス・アクション作品。

ニューメキシコに派遣されたサンフランシスコのスゴ腕刑事スニード(ビリー・ディー・ウィリアムス)は、麻薬すら扱って土地を牛耳るボスのマッソー(ヴィック・モロー)からわいろを受け取りながらも彼を追跡し、自身に着せられた濡れ衣を晴らすべく奮闘する。

『ダーティハリー』の影響で量産されたポリス・アクションと当時のもう一つのブームであったブラックスプロイテーションが合体。主人公スニードは本家『ダーティハリー』の一枚上手のアウトロー刑事。演じるのは後に『スター・ウォーズ』の続編二作でランド・カルシリアン伯爵を演じるビリー・ディー・ウィリアムス。

監督はロバート・ハートフォード=デイヴィスであり、ジム・ブラウン主演の『スーパー・ガン』(ビデオ邦題『ブラック・ガン』)に続いて再び男臭い風貌の黒人役者を主役に迎えた暑苦しいアクションを魅せつけた。

オープニングクレジットが終わった直後に第一の見せ場が用意される。これがスピーディーに描かれたダイナミックなアクションとして仕上がっている。中盤を過ぎたあたりで第二の見せ場が用意され、第一の見せ場を上回る面白さが堪能できる。この二つのアクション演出は定石通りで新味がないものの悪くはない出来栄えであるため、そこそこ良い評価を与えられる。

問題はわかりにくいポイントが多々あることだ。中でもスニード刑事のキャラクター描写だ。収賄という汚名を返上するべく活躍しているが、そういった説明が不足しているがためにそのまま悪徳刑事のように描かれているのである。デイヴィス監督、レル・ライズマンとフランクリン・コーエンの脚本に大きな瑕疵があると言える。

【40点】

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