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2009年5月

『西部警察PART-Ⅱ』静岡ロケ&名古屋ロケ

現在、再放送中の『西部警察』シリーズ傑作選。

本日、CS放送にて放映された分を録画した『西部警察PART-Ⅱ』全国縦断ロケの記念すべき第一弾、静岡ロケを鑑賞。正直言うと、観過ぎて食傷気味!!それでも面白い!!関西では、6月4日、5日に放映予定。

まずは、「大追跡!!静岡市街戦-静岡・前篇-」。中盤で観られる銃撃戦、敵が投げつける手榴弾による爆破、建物の爆破が第一の見せ場でこれがかなり面白い!!BGMが手に汗を握らせる面白さを倍増させていると言っても良いほど。終盤で第二の見せ場が用意される。大門(渡哲也)がヘリからショットガンを撃ち、鳩村(舘ひろし)、沖田(三浦友和)、平尾(峰竜太)らも負けじと敵と激しい銃撃戦を繰り広げる。サファリに乗り込んだ大門が高圧放水銃で敵が乗った車を追いつめ、この車を高所から突き落として大爆破!!

次は、「大激闘!!浜名湖決戦-静岡・後篇-」。ストーリーは前篇の続きで田中浩扮する敵ボスが登場。こちらも見せ場となるアクションシーンがふんだんに取り入れられていてこれまた面白く仕上がっている。爆破した黒パトの炎が鳩村の背中に引火!!背中が燃え上がっても銃を撃って敵に対抗する鳩村。大門がサファリの放水銃で鳩村の背中を消化。これはドデカいインパクトを与えてくれること間違いなしだ!!その後も敵のバズーカ砲によってパトカーが横転、爆破炎上!!終盤は、敵が乗り込んだ遊覧船“リステル号”をモーターボートで追跡し、大門がヘリから攻撃!!クライマックスで船が大爆破炎上!!爆音上げて燃え上がる!!

この静岡ロケのゲストは、田中(後篇のみ)以外に立枝歩が登場。彼女は、『特捜最前線』(77~87)で荒木“ストロンガー”しげる扮する津上明刑事の妹・トモ子役で刑事ドラマファンに知られているお方だ!!監督は、日活ニューアクションを支えた小澤啓一。

明日、関東地区では「決戦・地獄の要塞-名古屋篇-」を放映との事。ステーキハウス“あさくま”の一部が爆破し、クライマックスで巨大なお化け煙突が凄まじい轟音を響かせてダイナミックに倒壊!!ここに至るまでの銃撃戦、敵の手榴弾&バズーカ砲による警察車両の爆破炎上も迫力満点!!しかし、パトカーが壁に激突するシーンでパトカーの先端部に着けられているロープが見えてしまっているのは、かなりのマイナスだ!!それでも内容は娯楽アクションとして面白く仕上がっているので大いに良し!!ラストシーンは、あさくま主催のライブで舘ひろしが熱唱!!監督は、村川透。

この煙突倒壊は、恐らくバート・レイノルズ主演『グレート・スタントマン』(78)を参考にしたのでは・・・・・・?!いや、絶対にそうだと言い切れる!!このアイデアを思いついたのは、石原プロ専務の小林“番頭”正彦。だが、石原裕次郎は「煙突倒して何が面白いか!!」と言って猛反対!!でも、結局やってみて良かったとの事。

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『西部警察』傑作選!!

石原裕次郎の二十三回忌ということで全国規模で再放送されているTVポリスアクションドラマ『西部警察』シリーズ。

明日29日(金)の放送予定は、関東(テレ朝)では、『西部警察PART-Ⅱ』第二十六話「北都の叫び-カムバック・サーモン!」。日本列島縦断ロケ第三弾の北海道・札幌編。ゲストは中村竹弥、保積ぺぺ、東映ピラニア軍団の成瀬正孝(当時、成瀬正)、そして、宝酒造の大宮隆社長(当時、昨年お亡くなりに・・・)。終盤ではド派手な見せ場が用意されており、これがまさに迫力満点で楽しめる。爆砕されるパトカー、クライマックスで“宝焼酎「純」”のトラックが大爆破炎上・・・・・・。ラストでは、「カムバック・サーモン・キャンペーン」で豊平川に鮭が戻ってくるシーンを感動的に描く。監督は、宮越澄。

関西(ABC朝日)では、同じく『PART-Ⅱ』の第十八話「広島市街パニック!!」。日本列島縦断ロケ第二弾の広島編。ゲストに当時の漫才ブームで人気を誇っていたB&Bの島田“がばいばあちゃん”洋七、島田洋八の両師匠。二人のコメディー要素がしっかりと取り入れられている点が素晴らしい。広島市電“にしき堂号”がヤクザにジャックされ、追跡する大門軍団。犯人の要求で突っ走る市電、それを追う警察車両。場面にマッチしたBGMが緊迫感を醸成していて良い。クライマックスの市電大爆破は、とにかくインパクト大!!監督は、渡辺拓也。

外国のB級娯楽アクション映画顔負けのダイナミックな痛快アクションと裕次郎扮する木暮課長、渡哲也扮する大門部長刑事率いる大門軍団の勇姿を存分に堪能しよう!!

ちなみに私は、会社から帰宅後にCS放送で録画した分を観ております!!

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ラスト・ブラッド

2000年に公開された和製フルデジタル・アニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』をジェット・リー主演の大ヒット作『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(01)を撮ったフランス人監督クリス・ナオンが実写化した復讐系アクション・ホラー。

1970年の日本。セーラー服姿で黒いおさげ髪、黒筒に刀を忍ばせている十六歳のサヤ(チョン・ジヒョン)は父をオニというヴァンパイア種族に殺され、その復讐としてオニの起源であるオニゲン(小雪)を倒すべくオニ撲滅組織カウンシルの協力を得て日々オニと戦っている。カウンシルのリーダーであるマイケル(リーアム・カニンガム)はサヤを基地内の高校に入学させるが・・・・・・。

見所はサヤ役のチョン・ジヒョンが魅せつける数々のアクションだ。ジヒョンにとってアクションは本作が初体験となるが、これが初めてとは思えないほど完璧にこなせており、見劣りすることや違和感を感じさせない。これには、アクション監督コーリー・ユンの大きなバックアップがあったからこそだと断言できる。

序盤からサヤのパワフルな活躍がしっかりと描かれ、観る者を驚愕させる。高校に潜入したサヤが同じクラスになる女子高生アリス(アリソン・ミラー)を女子生徒に化けたオニに襲われたところを救出するシーンで凄まじい刀裁きを披露する。次は、本作の大きな売り物であるオニ軍団百人斬りでここでアクション映画の醍醐味が最大限に発揮される。サヤがバタバタとオニたちを斬りつけ、アクロバティックな動作まで披露して迫力満点の痛快なアクションシーンとして盛り上がる。目まぐるしいカメラワークやスローモーションを巧妙に交えたりと魅せ方に工夫が施されていることによって面白さが一段と増し、見応えのあるアクション描写へと仕上がった。しかもスピーディーでテンポもすこぶる良いため、一気に楽しめる。

オニ百人斬り後もサヤのアクションをはじめ、サヤの父の家臣で実質的なサヤの育ての親であるカトウ(倉田保昭)のハードなアクションが観られたりという具合にとことん楽しませてくれる。

クライマックスはサヤとオニゲンの最終決戦。これが意外とあっさりとした感じで少々物足りない。お互いが激しくぶつかり合うような壮絶なバトルが描けていれば最高の出来栄えだっただろう。それでも全体を通してかなり面白い作品として仕上がっているため、合格点は遥かに達していると言える。

アクション映画ファンには嬉しいダイナミックな爆破シーンやオニのクリーチャー化、CG丸わかりの流血、外国映画ならではの日本の風景描写といったビジュアル面でも強烈なインパクトを与えてくれる。中でもケレン味を存分に発揮させたセットや照明は漫画チックであり、復讐をテーマにしたB級娯楽アクション映画の王道を踏襲した作品内容と絶妙にマッチしている。

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『西部警察』地上波で再放送!!

今年は昭和の大スター、石原裕次郎の二十三回忌。と言うことで、テレビ朝日系列は特別企画として裕次郎の代表作の一つでもあるTV刑事ドラマ『西部警察』シリーズが傑作選という形で再放送されるのである!!

そう言えば、十三回忌や十七回忌の頃も同じような感じでやっていたのである。

テレビ朝日では、23日(土)午後1時59分より二時間枠で第一話「無防備都市-前編-」と第二話「無防備都市-後編-」を一挙放映!!それ以降は、月曜から金曜の午後1時59分からの一時間枠で放映との事。他の地域では局によって放映時間はバラバラで放映されるエピソードも違っていたりするのかも・・・・・・?!

記念すべき第一話と言えば、銀座のど真ん中を堂々と走って大暴れする装甲車(戦車)に真っ向勝負を挑む大門軍団の刑事たちを描いた凄まじいハードアクション!!装甲車が二台のパトカーを踏み潰す!!勢い抜群のガンファイト、パトカーとヘリが大爆破!!という具合に見せ場が満載!!しかもハリウッドのB級娯楽アクション映画さながらの面白さを存分に味わえる!!続く第二話もド派手なアクション描写が満載!!苅谷俊介扮する源田刑事がダンプに乗り込んで装甲車に大激突!!テレ朝大襲撃!!という具合に一度観ると忘れられないようなダイナミックな見せ場が盛り沢山!!

関東地区のアクション好きは、真昼間のテレ朝をチェック!!昼間からこのような娯楽アクションが観れるとは・・・・・・ジャン=クロード・ヴァン・ダムやスティーヴン・セガールらが大活躍するB級アクションをこれぞと言わんばかり放映するテレ東の『午後のロードショー』と良い勝負だ!!

ちなみに私が住む関西地区では、午前中に放映との事!!私はCSのファミリー劇場にて放映されていたものをビデオに録画済みなのでいつ何時でも鑑賞可能なのである・・・・・・。

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暴力金脈

企業を喰い物にして不当な利益を得る総会屋の実態を初めて暴いた本作は、東映実録ヤクザ映画の一環として製作された。

一匹狼の駆け出し総会屋・中江(松方弘樹)は、ベテラン総会屋の乃木(小沢栄太郎)からそのイロハを教えてもらい、さらに同郷のヤクザ奥田(梅宮辰夫)のサポートもあって関西一の総会屋・神野(田中邦衛)を負かせて頭角を現し、やがて東京に進出する。その後、東商物産の副社長・長尾(大滝秀治)が中江に対し、曽宮(若山富三郎)が社長を務める東亜製作所への総会攻撃を依頼する。だが、この会社のバックには巨大総会屋の西島(丹波哲郎)が居座っていた。

総会屋の実態を克明に描いていく中で特筆すべき大きなポイントが一つある。それは“総会屋になるためにはどのようにするべきか”という方法をちゃっかりと描破していることだ。序盤で乃木一派と神野一派が激しい乱闘を繰り広げた末に乃木と中江が重症を負って入院し、病床の乃木が力尽きる前に中江を自身の後継者にするべく全身全霊を捧げてアドバイスをするシーンだ。これには、かなり驚かされてしまったと同時に「大丈夫か?!」と心配交じりのツッコミを心の中でカマしてしまったりという具合にヒヤヒヤ感を味わいつつ「よくぞここまでやってくれた!!」とヘンに感心させられてしまった。

ヤクザ映画ならではの描写を肉付けし、そこにコメディーの要素を少し加味して面白さを発揮している。殴る、蹴る、銃殺といったバイオレンスアクションが堪能でき、松方扮する中江の活躍及び行動を時折コミカルに描いて笑いを誘い出す。これらの描写がとにかく面白さを味わえるのだから良いの一言に尽きる。

津島利章による音楽も秀逸だ。本作以前に多く手懸けてきた実録ヤクザ映画のへヴィーかつダークなムードを漂わせながらも情熱さを感じさせるBGMとはまったく違った軽快で本作が描くコメディー色に見事にマッチしたBGMがしっかりと作品を彩っている。

中嶋貞夫監督と笠原和夫と野上龍夫の脚本が「総会屋とは何か?」を面白可笑しく描いて世間にその存在を広く知らせることに成功した一方でこの社会悪の存在を否定し、矛盾した社会体制と企業社会を浮き彫りにして世間に訴えかけたのである。

【70点】

暴力金脈
提供東映株式会社
提供:@niftyコンテンツ

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バビロンA.D.

新世代アクションスターのヴィン・ディーゼルが久々に日本のスクリーンにやってきた。ジャンルはもちろんアクションで近未来を舞台にしたSFアドベンチャーだ。

戦争やテロで荒廃した近未来の地球。かつて、金と引き換えに様々な危険な仕事をやってのけてきた一匹狼の傭兵トーロップ(ヴィン・ディーゼル)が最後の仕事として国際的マフィアのボスであるゴルスキー(ジェラール・ド・パルデュー)からの依頼である謎の少女オーロラ(メラニー・ディエリー)を六日間でニューヨークまで運ぶという任務を引き受けるが・・・・・・。

トーロップとオーロラとその保護者であるシスターのレベッカ(ミシェル・ヨー)の三人がモンゴルを波きりにカザフスタン、ロシア、ベーリング海峡、アラスカ、ニューヨークと旅を続ける中でオーロラの様々な秘密が除々に明かされていく。そして、行く先々で様々な危険が三人を襲い掛かる。ここでヴィンのアクションが観られ、楽しませてくれる。

ヴィンが人気K-1ファイターのジェロム・レ・バンナ扮するストリートファイターと肉弾戦を繰り広げ、スノーモービルで雪原を疾走させながら空から攻撃を仕掛けてくる二機の無人戦闘機との大攻防戦を展開し、カーチェイスをやってのけたりというアクションはありがちではあるものの面白くて印象深い。ヴィンにとっては『リディック』(04)から四年ぶりのアクション作品であるが、ブランクによるパワーダウンや見劣り等は一切なく、実にカッコよくて勢いのある最強アクションをしっかりとキープできていたことが何よりも良いのだ。ミシェル・ヨー、ジェロム・レ・バンナが魅せる格闘アクションも注目すべきポイントだ。

主人公トーロップは、今までに散々人々を殺してきた究極の悪党、アウトローであるが、自身が決め込んだ強固なルールには忠実に従って行動する。不良性感度を醸し出すチョイ悪なイメージのヴィンにとってはピッタリなキャラであり、その好演ぶりも注目度が高い。でも、オーロラやレベッカに対して時折魅せる優しさや温かさがさらにイイ男としての魅力を発揮させ、アウトローヒーローとして観る者に好意を抱かせる。

監督は、役者としても活躍するフランスのマチュー・カソビッツ。彼の見せ場作りは結構優秀であり、無駄を少なくして手際良く90分にまとめ上げたという腕前はまさに素晴らしい。

ヴィン・ディーゼルはアクション復活作品でその健在ぶりをしっかりとアピールできたのである。本当にそれだけでも十分良いのだ。

【75点】

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