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極底探検船ポーラーボーラ (最後の恐竜/極底探検船ポーラーボーラ)

アメリカのランキン=バスプロダクションと日本の東宝、円谷プロが共同製作したSF恐竜映画で未だにカルト的人気を誇る珍作。

石油王として、または世界でも名のあるハンターとして知られるマステン(リチャード・ブーン)は、チャック(スティーヴン・キーツ)、川本博士(中村哲)、マサイ族のブンタ(ルーサー・ラックリー)、女性新聞記者フランキー(ジョン・ヴァン・アーク)を従えて石油探索用の海底船ポーラーボーラに乗って地底を辿る。だが、北極探検中に海底変化のアクシデントに見舞われてしまい、とある湖に漂着。そこは、恐竜や原始人が生息する太古の世界だった・・・・・・。

円谷プロが携わっているということでお馴染みの特撮技術がふんだんに取り入れられており、お得意の怪獣映画らしい面白さを味わえることが嬉しい。特にティラノザウルスとトリケラトプスの激突が大きな見所の一つである。他にもマステン一行とティラノザウルスの攻防、原始人たちとの戦いが観られる。これらは、面白さに物足りなさが感じられるものの印象的なシーンとして仕上がっている。また、関谷ますみ扮する原始人の少女との交流を描いたシーンも注目すべきポイントだ。

しかし、ドラマ部分が間延びしていたりもたついていたりと散漫な結果となっているため、面白さを大幅にダウンさせるという結果となった。

キャストに関しては、アメリカ側は弱いが、日本側はコアな人材が揃っている。まずは、先述した原始人の少女役の関谷ますみ。彼女は、後にTV刑事ドラマ『特捜最前線』(77~87)で高杉幹子婦警を長年演じて茶の間の人気者となり、現在でも多くの方々に語り継がれている。他の原始人役を日活映画の悪役キャラでお馴染みの榎木兵衛、かつては石原軍団の一員として『大都会』(76~79)や『西部警察』(79~84)の刑事役で人気を博した苅谷俊介が扮している。

監督は、東宝映画の小谷承靖(トム・コタニ)とアレックス・グラスホフとの共同。小谷は、本作をきっかけにランキン=バスプロダクションで『バミューダの謎/魔の三角水域に棲む巨大モンスター!』(78/日本未公開)と『武士道ブレード』(80/日本未公開)を撮った。

【45点】

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