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2010年1月

必殺コマンド (『必殺エクスタミネーター』)

元海兵隊員でビル爆破作業をやっているクーパー(ロバート・ギンティ)は、戦友ハリー(キャメロン・ミッチェル)の頼みでサンタマリアのゲリラ部隊に銃器を運ぶ仕事に協力する。だが、ハリーは何者かに罠にハメられて殺害されてしまう。これにマジギレしたクーパーは復讐を誓い、ゲリラの参謀格となって立ち上がる。

80年代のB級アクションスターとして一部のアクション映画好きに知られているロバート・ギンティの数少ない日本劇場公開作品の一つ。ギンティと言えば、『エクスタミネーター』しか当たり役がないため、日本では“エクスタミネーター野郎”とも言われている。本作がテレビ東京系の洋画劇場(主に昼間や夜中に放送されるモノ)で放映された際には『必殺エクスタミネーター』名義でテレ東サイドが勝手に続編扱いしたことは、コアな映画好きやギンティのファン(かなり少ないこと間違いなし!!)には知られていることである。

中身は当然の如く立派なB級アクションであるが、クーパーが放つバズーカー砲で軍用ジープを大破させたり、ガソリンとマイトを使って敵二人を小屋ごとブッ飛ばしたりといったアクションシーンをテキトーに散りばめている。迫力満点とは言い難いが、水準程度だから悪くはない。

一番の見所は、終盤の大人数による大殺戮バトルであり、アクションシーンの中では最高の出色だと言っても良いほどだ。マシンガンをガンガンとブッ放し、ドカンドカンと地面から火を噴き出すといったこれまたよくありがちなモノではあるが、アクションが盛り上がらない上に面白味が感じられないB級以下の作品群と比較すると出来栄えは少しだけ上だからそれなりに楽しめる作品だと言いたい。

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錆びたペンダント

登山好きのバーテン志野(渡哲也)がクラブ“サイゼリヤ”のマダム美江(真理明美)に見込まれ、そこで働くことになった。ある日、美江から洋酒を運んできて欲しいと頼まれた志野は、登山仲間数名と倉庫を訪れる。そこで、酒が密輸品であることを知った志野は引き返そうとするが、罠にハメられ、密輸の張本人として逮捕、投獄されてしまう。二年後に出所した志野は、自身をハメた連中を単独で探り出そうと孤軍奮闘する。

渡哲也主演の日活ムード・アクション作品で監督は江崎実生。序盤、サイゼリアのバーテンとして働いている志野が披露する歌は、主題歌「浜辺で逢えるさ」。ギターを弾きながら歌う姿は実にサマになっており、日活若手スターであった渡の魅力を前面に押し出していることがわかるシーンだと捉えられる。ちなみに、オープニングで流れる「白い貝がら」は挿入歌であり、もちろん渡哲也が歌っている。

出所した志野が罠にハメた連中を突き止めようとする中盤以降が本作の眼目であり、ここからサスペンスの面白さが発揮される。登山で知り合った圭子(山本陽子)とその兄・加賀(木村功)、美江のパトロンで密輸の元締めである郷原(河津清三郎)といったキャラクターがサスペンスドラマを盛り上げる。中でも圭子と加賀の“本当の関係”を暴いた志野が加賀に怒りを露にするシーンは、圧巻だ。眉間に皺を寄せて激しい感情をむき出しにしてキレる渡の凄みのある演技が非常に印象深い。

渡が魅せるアクションシーンも注目度が高い。まずは倉庫で罠にハメられてしまうシーンで敵連中数名を相手に殴る蹴るの大暴れ。そして、クライマックスの夜の人気のない遊園地を舞台にしたアクション。この最後の見せ場は結構良い感じのアクションシーンという感じで仕上がっている。郷原の手下たちが拳銃を発砲し、志野たちは動き出したコーヒーカップやメリーゴーランドに身を隠し、隙を狙って攻撃する。志野は拳銃を使用しないが、格闘アクションで暴れ回り、敵を蹴散らす。遊園地の乗り物を駆使したユニークな演出はポイントが高く、これがそこそこ面白く仕上がっている。

これと言って驚くべきモノはないが、それなりに面白さは感じられる。

【70点】

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謹賀新年=2010年!!

新年=2010年、明けましておめでとうございます!!
本年も、宜しくお願い申し上げます!!

いや~、年明け早々飲んでますね~!!
酔ってますね~!!もちろん、悪酔いではなくて良い感じです!!
年明けというよりも、Dynamite放送開始後二時間後ぐらい(夜八時あたり)から飲みだしました。缶ビール二本、年明けて金粉入り酒をちょこちょこ飲んでます。

【Dynamite】
メインは、魔裟斗の引退試合。石井慧の総合格闘技デビュー戦はかなり良かった。相手は、吉田秀彦。中盤で石井の膝蹴りが吉田の下腹部を直撃。吉田の苦悶が印象深く、かなり痛々しい。石井にレッドカード!!石井はデビュー戦でかなり頑張ったものの、判定負け。吉田からプロ格闘技の洗礼を受けた石井だった。魔裟斗は、アンディ・サワーに三度目の正直で判定勝ち!!これぞ有終の美!!元新日本プロレスの柴田勝頼、藤田和之は残念ながら負け!!柴田、良い所あまり出せず…藤田、アリスター・オーフレイムの膝蹴りを顔面にもろに喰らっておしまい…
K-1甲子園、プロレス格闘技ドキュメンタリー映画『格闘技オリンピック』(四角いジャングル三部作の完結篇)で描かれた素人選手権の延長上のように思えた。

年明け後、CS(TBSチャンネル)で『クイズダービー』を観た。91年2月ぐらいの放送分で司会は徳光和夫、ゲスト解答者(5枠)は大島渚監督。これがなかなか笑えました。いや~年明け早々笑えるとは、良いことですね!!

その後、録画していた新日本『ワールドプロレスリング』を観た。
棚橋弘至とTAJIRIの一戦。TAJIRIが放送席の菅林社長にグリーンミスト(緑色毒霧)を吹きかけようとするが、その際に解説の一人である山崎一夫が椅子を持って立ち上がり、社長がTAJIRIの顔面を張ってさらに棚橋が胸部に一発!!これで阻止できた。ハイフライフローでTAJIRIを3カウントで仕留めようとするが、セコンドの外道がカウントをとる海野レフェリーの足を引っ張ってリング下に引き摺り下ろす。結局は棚橋の勝利!!
3日後の東京ドーム大会がどうなるのかが気掛かりです。

それにしても飲み食いしながらTVを観るのは良いとつくづく思う。
特に格闘技!!

前にも言いましたようだが、これが80年代の金曜日だったら最高だったと思う!!
テレ朝の金曜夜は男の時間だと杉作J太郎氏がある雑誌の特集記事で書いていた。
まずは、夜7時半『宇宙刑事』三部作(ギャバン、シャリバン、シャイダー)

そして、8時『ワールドプロレスリング』

そして、9時『ザ・ハングマン』

10時『必殺仕事人』

という具合に当時のテレ朝は、7時の『ドラえもん』を前座として10時の『必殺』をトリにした“アクション・コミック路線”と銘打っていたらしい。これは、明らかに男性狙いですね!!いや~男受けすること間違いなし!!

まぁ、個人的に今さら『ドラえもん』は…ていう感じです。遅くとも『宇宙刑事』の15分前に会社からダッシュで帰宅して簡単な飯(刺身や冷奴、枝豆)を食いながら適度に飲み、これらの番組をダラダラ見過ごて最高だと思いますね(←何でやねん!!)。特に当時の新日本プロレスは熱いと思いますね!!古舘の実況で「もう残り時間がわずかです、次週お会いしましょう!!」といって試合の結果が決まらないままエンディングを迎え、しばらくして『ハングマン』スタート、劇中で試合の結果がテロップで出されてたみたいですね!!

当時の新日本『ワールドプロレスリング』は最高だとしても、その前の『宇宙刑事シャリバン』のED(串田アキラが歌う「強さは愛だ」)を観て「明日も仕事か…」とか思えたら少し気だるいですね(これ、「サザエさん」のエンディングを観た後も言えます)。それでも、飲んで夜8時に『ワールド~』のOP「朝日に栄光あれ」、スポンサーが“三共アルミ”と来たら「お楽しみはこれからだ!!」という気分になるかもと思えます。

当時のテレ朝は、金曜夜だけが男の時間ではなかったと思う。

水曜は、何と言っても『特捜最前線』!!二谷英明扮する神代課長を筆頭に桜井=藤岡弘、橘=本郷功次郎、紅林=横光克彦、吉野=誠直也、叶=夏夕介という渋いメンバーが大活躍!!アクション作品ではないが、サスペンス、人間ドラマ、社会派としての重厚なドラマが魅力的!!だが、後味の悪い結末、ダークな雰囲気もこの作品の味であり、ED「私だけの十字架」で「また明日も早起きして仕事か…」と気が滅入ってしまったり…

そして、日曜日…
7時半の『ヒントでピント』を観た後は…
8時から『西部警察』やはり、これだ!!石原裕次郎扮する木暮捜査課長と渡哲也扮する大門部長刑事を筆頭に舘ひろし、寺尾聰、峰竜太、苅谷俊介といった当時の石原軍団メンバーが集結!!大門軍団の刑事たちが凶悪犯とバトル!!カーチェイス、銃撃戦、大爆破といったスケールのデカいアクション演出を飲みながら観ると最高!!特撮作品顔負けの派手な武装パトカー、リンチまがいの取調べもこの作品ならではの持ち味!!『PART-Ⅱ』の三浦友和、『PART-Ⅲ』の柴俊夫(7話から)、石原良純(8話から)も良い!!

80年代の男ウケ狙いのテレ朝、いいですね~!!飯や酒の美味しい肴だと思えてやまない…

テレ朝金曜夜は男の時間と言いましたが、個人的には土曜日も熱かったと思います。

バラエティーはTBSが強かったのでは?!

まずは 7時半『クイズダービー』そして、8時『8時だョ!全員集合』

まぁ、私は『全員集合』ではなくて『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』の世代で『オレたちひょうきん族』と交互で観ていた時期もありましたが、明らかに『ひょうきん』派でした。「ラブユー貧乏」、「懺悔室」が最高でお気に入りでした。中でも懺悔の神様ブッチー武者、子供心に気持ち悪くて少々恐ろしかった。オウムの麻原が選挙に出馬した頃(小二ぐらい)、電柱に張られた麻原ポスターを観て懺悔の神様が選挙に出るのか!!とマジで思っていたのです…

また、土曜日と言えば80年代後期からフジテレビの『ねるとん紅鯨団』も外せない!!

関西では『おとなのえほん』に代表される神戸サンテレビの土曜深夜アダルトバラエティ枠だ!!18禁番組ではあるが、“これは中高生が観る物だ!!”と個人的に馬鹿げた解釈をしているのです(高校の頃、本当にそう思っていたのです)。
その後にテレ東の『ギルガメッシュないと』を観るというのが我々の中高時代の思い出の一つでもあった。中一の一月か二月ぐらいは、友人たちと『おとな~』を観て『ギルガメ』でした。『ギルガメ』で出演者である染谷まさ美が歌うED曲「夢どれい」、オレ的には“空しい土曜夜”として忘れられない。

テレ朝、土曜のバラエティー…次は、70年代後期から80年代前期の“火曜夜九時ドラマ”これも男性向けですね!!

代表的なモノと言いますか、個人的にお気に入りなモノを挙げてみます。

『大都会 闘いの日々』(石原軍団の地味刑事ドラマ、深町軍団)

『大都会PARTⅡ』(石原軍団+松田優作のポリスアクション、黒岩軍団)

『大追跡』(加山雄三主演のポリスアクション)

『大都会PARTⅢ』(後の『西部警察』に最も近づく。)

『探偵物語』(優作の名作ドラマの一つ)

『大激闘マッドポリス’80』(渡瀬恒彦主演。悪人面役者が刑事役)
『特命刑事』(『大激闘』が不評だったため、テコ入れしたモノ) 

『警視-K』(勝新太郎主演で脚本も監督も!!視聴率最悪で打ち切り)
まぁ、こんな感じですね!!

という事(どういう事?!)で新年早々飲み過ぎ状態です!!

引き続き本年も宜しくお願い致します。

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