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燃える雲

渡哲也、高橋英樹、二谷英明、宍戸錠の日活四大スター競演のスカイ・アクション。監督は野村孝。ちなみに脚色担当の藤井鷹史は、後にニューアクションを担う長谷部安春監督で本名名義で空中撮影も担当している。

ジェット機が飛行中に故障し、これを操縦する朝比奈は管制塔の指示を無視して強行着陸したことが原因でライセンスを剥奪されてしまう。ある日、建築現場のミキサー車ドライバーとして働いていた朝比奈は、宗方(二谷英明)に見込まれて航空検察官となった。早速、空港での射殺事件が起きる。この事件の背後には、所属ダンサーを娼婦として南ベトナムへ売り飛ばしている元暴力団関係者が経営する芸能事務所「エンゼル・プロ」が関わっていることがわかった。

渡、高橋、二谷、ジョー以外のキャストも魅力的だ。女検察官の冴子に十朱幸代、敵ボス林に大滝秀治、朝比奈のかつての良き理解者・福田機長に池部良、林が仕向けた中国人殺し屋の張に内田良平!!また、キャスティングに関しては刑事ドラマ好きもニヤリとさせる。まずは、主演の渡と同僚の秋山役の庄司永建は、『西部警察』の大門と二宮係長、二谷と大滝は、『特捜最前線』の神代と船村という具合に!!だが、二谷と大滝の絡みが劇中で一切観られないのがちょいと……。

航空検察官=空の刑事ということでストーリー展開も刑事ドラマそのもの。劇中では取り調べシーンも観られる。

アクション映画らしいシーンと言えば、序盤で観られる建築現場の食堂での殴って蹴って大乱闘とクライマックスの朝比奈と貝塚(高橋英樹)各々がジェット機を操縦し、林を乗せた黒田が操縦するジェット機を追跡するシーンぐらいだ。特に最後の見せ場は緊張感を漂わせてスリリングに描かれていて良いが、途中で渡、高橋、ジョーが無線をマイク代わりに童謡「赤とんぼ」を歌うシーンは、今観るとちょいと可笑しい!!感動を誘うシーンであることに違いはないが、なにしろ男臭いルックスで低音の三人が歌っているので……。でも、貴重なシーンであることに間違いない!!

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