« かつての神戸サンテレビ土曜夜アダルトバラエティー枠について少々・・・ | トップページ | 無鉄砲大将 »

世界が燃えつきる日

ロジャー・ゼラズニー原作「地獄のハイウェイ」をジャック・スマイトが映像化したSFサスペンス・アクション。

核戦争による地軸のずれが原因で天変地異に襲われ、地球と大気圏が破壊されて大都市が破壊状態となる。だが、空軍少佐デントン(ジョージ・ペパード)らはアリゾナ砂漠でなんとか生き延び、特殊装甲車ランド・マスターに乗って生存者を探して旅に出るというお話。

B級作品として語り継がれている本作は、やはり劇中で観られるB級らしい描写に注目してしまう。まずは、巨大サソリ三匹の登場だが、まずはサソリそのものがチープ!!しかも、ホンモノのサソリを大写しして巨大さをアピールしていることが丸わかりだったり。痛手は、サソリの攻撃で盛り上げてくれたりといった描写がないこと!!もっとうまく活かせることができたと思うと残念!!

次は、大掛かりな爆破シーンが観られる。でも、コレが床に落ちているパツキン美女のヌードポスターの上に火のついている煙草が落ちたことが原因ときたもんだから、ちょいと風変わりな珍味と言いたくなる。爆破シーンはそれなりに迫力があって見応えはあるため、よろしい。

次は、途中で登場するドミニク・サンダ扮するヒロインのジャニスを仲間に加えた直後に観られる人喰いゴキブリによる昆虫パニック描写だ。次々とゴキブリが現れ、黒人キャラのキーガン(ポールウィン・フィールド)が腕や顔をかじられ、血まみれになって死亡、フェードアウト!!とにかくゴキブリ軍団、いや、ゴキブリの塊はまさにキモく、さらにサソリ同様に大写しするものだからキツいとしか言いようがない。このシーンが本作のB級を大いに醸し出してしまったどころか、悪趣味系へと走ってしまったのだから、ある意味でスゴい。

終わり方もご都合主義だが、ディザスター作品らしい描写がクライマックスを大いに盛り上げてくれるのでしっかりと楽しむべきだ!!

VFXやCGが現代に比べると発達していなかった当時のことを考えると、印象深いシーンを随所に取り入れたり、見せ場をしっかりと用意したりと努力をしていることがわかるし、なかなか面白く仕上がっているため、簡単に駄作とか凡作とは言いたくない!!て言うか、本作をリメイクしたら、かなり面白くなりそうだ!!

ランドマスターやドミニク・サンダが語られがちだが、好青年のイメージが強いジャン=マイケル・ヴィンセントや後にTVドラマ『特攻野郎Aチーム』のハンニバル・スミス役で有名となるジョージ・ペパードも好演!!

|

« かつての神戸サンテレビ土曜夜アダルトバラエティー枠について少々・・・ | トップページ | 無鉄砲大将 »

外国映画 さ行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/64198/36133555

この記事へのトラックバック一覧です: 世界が燃えつきる日:

« かつての神戸サンテレビ土曜夜アダルトバラエティー枠について少々・・・ | トップページ | 無鉄砲大将 »