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必殺仕事人・特別編 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊

国民的TV時代劇『必殺』シリーズ初のスペシャル番組。シリーズ第15弾『必殺仕事人』の81話と82話の間に該当するエピソード。監督は、お馴染みの工藤栄一。

拉致された中村主水(藤田まこと)ら仕事人メンバーが、水戸、尾張、紀伊の筆頭家老御三家と大阪は堂島の米問屋・室田屋利兵衛の殺しを命じられる。主水はこれを断ろうとするが、断れば裏稼業=仕事人をバラすと脅され、引き受けるハメとなる。

お馴染みのキャストに加え、豪華なゲスト陣が魅力的な本作。時期シリーズ『必殺仕舞人』の主人公である坂東京山(京マチ子)が先駆けて出演したり、後に『仕事人』の続編で三味線屋の勇次として出演し、『必殺』ブームの一躍を担う中条きよしが悪役を演じているのが面白い。

他にも大阪吉本のお笑い勢も印象深い。横山やすし、新喜劇の花紀京&岡八郎、当時の漫才ブームで一躍人気コンビとなった西川のりお・上方よしお、前田一球・写楽の活躍ぶりが観る者を笑わせてくれる。しかも、彼らのキャラクターがしっかりと投影されているため、わかり易い笑いを味わえるのだ。のりお師匠が「ホーホケキョ」や「ツクツクボーシ!」の名ギャグをいつものネタ同様に披露したり、岡八郎師匠はまんま“奥目”キャラだったりという具合にだ!!

フランキー堺や西郷輝彦といったビッグネームが扮する助っ人仕事人(京山もそうだが…)の活躍ぶりも大いに注目すべきポイントだ!!

スペシャルということで、見せ場である殺しのシーンも趣向が凝らされており、特にクライマックスは盛大に描かれている。

伊吹吾郎扮するおでん屋左門が久々に刀を武器に暴れまくってくれるのだ!!腰骨外しもやってくれるのだ!!

音楽面も素晴らしい。初期必殺シリーズの音源(OPナレーションで使用されるモノ)がしっかりと使われている。「旅愁」(『暗闇仕留人』主題歌で西崎みどりの大ヒット曲)のアレンジバージョンもよろしい!!

1981年1月2日に放映された本作。冒頭から門松や鏡餅が観られたりというようにお正月気分を味わわせてくれるのも良い!!

恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊 [DVD]

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