« 『大激闘マッドポリス’80』 第二話「No.1抹殺計画」 | トップページ | タカラ『クイズダービー』ボードゲーム »

ビッチ・スラップ 危険な天使たち

かつてのグラインドハウス風B級娯楽映画の要素を踏襲しつつ、現代の感覚で描いたセクシー系バイオレンス・アクション。監督は、テレ東の昼間や深夜でよく放映された『エグゼクティブ・コマンド』やTVドラマ『スパイダー・エンジェル』シリーズ等で知る人ぞ知るリック・ジェイコブソン。リック監督にとっては、本作が初の日本劇場公開作品となった。

ストリッパーのトリクシー(ジュリア・ボス)、麻薬密売人のカメロ(アメリカ・オリーヴォ)、高級娼婦のヘル(エリン・カミングス)のビッチなゴージャス美女三人が、裏稼業のフィクサーが隠した二億ドルのダイヤを奪うべく砂漠に現れ、壮絶なバトルを繰り広げる…というお話。

アクション、エロス、B級ムードを売りにした本作。スプリットスクリーン(画面分割)の徹底活用、時間を逆行させた状況解明、スタイリッシュに仕上がった映像…単純に安っぽいB級映画にならないために工夫が施されているのがよろしい。

女同士の格闘アクションをよくありがちなキャットファイトや泥レスとして描くことなく、ハードな肉弾戦としてじっくりと描く。他にも車や小屋の豪快な爆破シーン、弾丸が威勢良く炸裂するマシンガンのブッ放しといった景気の良いアクションが観る者をスカっとさせる。

セクシー描写に関してもレズビアンシーンやセックスシーンが味わえる。だが、男性が喜びそうな美乳や美尻を曝け出したりといったことは殆どと言っても良いほどナシ。セクシー描写が売りのB級映画にありがちな監督の趣味丸出しの無意味な全裸やAVのように性行為の延々描写といった無駄なエロスをしっかりと削ぎ落とし、適度なセクシー描写でエロスの雰囲気を存分に堪能できるように仕上がっている。これなら女性でも安心して観られるぞ!!

アクションやセクシー以外にもスプラッター描写、スパイ映画のパロディーも取り入れられているのも見所の一つ。そして、イカれたパンク野郎や殺人ヨーヨーの使い手で日本語を話す女子高生姿の不思議系キンキといった敵キャラの存在もインパクトが大きく、印象深い。特に、キンキが“お馬さんごっこ”のように四つん這いのトリクシーの背中に跨って甚振るシーンは、妙にエロっぽく思える。不思議系に甚振られるセクシー美女の姿は、S心のある男性の股間を熱くさせるはずだ!!

私は本作を劇場公開して正解だったと言い切りたい!!今後もこの手の作品は劇場公開するべきだ!!

原題:「BITCH SLAP」

監督:リック・ジェイコブソン

出演:ジュリア・ボス、エリン・カミングス、アメリカ・オリーヴォ

製作:2009年 アメリカ

上映時間:109分

人気ブログランキングへ

|

« 『大激闘マッドポリス’80』 第二話「No.1抹殺計画」 | トップページ | タカラ『クイズダービー』ボードゲーム »

外国映画 は行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/64198/37245964

この記事へのトラックバック一覧です: ビッチ・スラップ 危険な天使たち:

« 『大激闘マッドポリス’80』 第二話「No.1抹殺計画」 | トップページ | タカラ『クイズダービー』ボードゲーム »