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2010年11月

『大激闘 マッドポリス’80』第9話「殺人刑務所」

『大激闘 マッドポリス’80』第9話「殺人刑務所」を観た。監督は、東宝ニューアクションを支えた西村潔!!ちなみに、西村監督の演出は今回のみ!!

MPキャップ氷室(渡瀬恒彦)の首に1000万円の懸賞金がかけられ、JMから度重なる襲撃を喰らうハメに…。仕掛けたのは、かつてMPがムショ送りにし、現在服役中の暴力団・東新会の朝倉会長(金子信雄)だった!!しかも、小田島刑務所長(菅貫太郎)らを大金で買収し、この計画をサポートしてもらっていたのだ!!

冒頭で氷室、新田(片桐竜次)、原田(中西良太)、悠子(堀川まゆみ)が昼飯代を賭けた射撃訓練!!ちょいと華麗な身のこなしが最高!!訓練終了後、ちょいと可笑しな会話をしている最中にJM連中が襲撃!!訓練の成果を発揮せんとばかりに撃ちまくる四人のMP!!

沖田駿一扮する麻薬GメンからJMへと転落した岸上を芹沢(志賀勝)がボコってゲロさせるシーン!!プロレスの流血試合なみの顔面がちょいと痛々しい岸上を芹沢がさらに蹴り上げるのだ!!コレ、観ていて『西部警察』の取調べシーンと肩を並べるなと思えた…。

二度目の登場となる鹿内孝をゲロさせるシーンでの松村(梅宮辰夫)、芹沢、新田、原田による極道芝居(氷室曰く下手な学芸会)もなかなかユニークでよろしい!!バックで北島三郎の「関東流れ唄」を流しているのも好ましい!!

車一台爆破、二台のデコトラが氷室の車をぶつけまくった直後に観られる原田が走らせるバイクの後方から走行中のトラックに飛び移る氷室…という具合に相変わらず見せ場満載で面白い!!だが、この番組ならではの大殺戮風ガンファイトが今回は観られなかった!!

朝倉…クライマックスでさらに罪が重なってとうとう網走刑務所送り決定!!それにしても、氷室と松村が朝倉に面会するシーンを観ていて『仁義なき戦い』シリーズをすぐさま連想してしまった!!渡瀬、梅宮、金子がワンフレームに収まっているのを観てだ!!東映ヤクザ映画好きには嬉しいシーンだ!!

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やくざ番外地 抹殺

丹波哲郎が初めて日活製ヤクザ映画に主演した『やくざ番外地』の第二弾で、監督は柳瀬観。

日活ニューアクション全盛期に製作されたこのシリーズに、ニューアクションの大立者と言い切っても相応しい好漢=渡哲也が準主役級で登場!!冒頭から渡哲也扮する早川の出番が多く、主役の丹波扮する高見は服役中ということでしばらく姿を見せない。渡が実質の主役で、丹波は主役でありながらも出番は少ないのか?!と思えたが、丹波登場後は渡の出番は控えめとなる。

前作で新東宝勢(高宮敬二、小畠絹子)が顔を揃えていたことが印象的だったが、今回は元東宝スターで当時はTVや他社の映画に出演していた中丸忠雄が登場!!日活からは渡と葉山良二、丘みつ子だ!!また、前作で愚連隊上がりの新組織のリーダーを演じた永山一夫が愚連隊上がりよりもレベルアップしたヤクザを演じているが、キャラ的には前作とはあまり変わっていないような気がするのだ!!

アクションシーンは前作同様にクライマックスの殴り込みシーンぐらい!!丹波がショットガン、渡がドスを武器にダイナミックに暴れまわるのだ!!高見はショットガンを少しだけブッ放して敵を蹴散らし、あとは長ドスを振り回して斬りつけるという感じ…。渡のドス攻撃は、まさに『無頼』を思い起こさせるし…。

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やくざ番外地

丹波哲郎がヤクザ映画に本格的に挑戦した作品で、監督は西村昭五郎。

東京・多摩を縄張りとする高瀬組を傘下にしようとする野見組。そこの大幹部である村木(丹波哲郎)が地元の愚連隊をまとめた血生会を発足させ、高瀬組の縄張りを荒らすが…。

丹波をはじめ、高宮敬二、小畠絹子と新東宝出身スターが顔を揃えているのもポイントであり、新東宝と日活のコラボっぽいキャスティングが異色!!そこに佐藤慶も顔を揃えているのだ!!

村木は自身がヤクザ稼業まっしぐらということで妹の冴子(山本陽子)には散々苦労をかけたが、かなりの妹思いで今度こそ幸せにしたいと強く思っている。だが、村木が自宅に敵である高瀬組跡目の信司(長谷川昭夫)が詰めた指の瓶詰めを冴子にバレたことをきっかけに兄妹仲が急変。冴子は兄を激しく憎み、信司と親密な関係になってしまう。やがて、冴子は暴力団抗争の巻き添いを喰らうハメに…。ヤクザの兄貴が妹にもたらした不幸というドラマが強調されている感がある。

アクションや痛々しいバイオレンスを忘れることなく用意されているのが何よりも良い。中でも愚連隊に毛が生えたような血生会が高瀬組に挑むシーンは第一の見せ場であり、大勢でドスを振り回して斬りかかる上にライフルによる銃撃…という具合に今となっては平凡に思えるものの見応えバツグンで当時としては大掛かりなアクションだったのであろうと思える。

村木が死地に向うべく単身で殴り込むクライマックスも目新しいモノではないが、バイオレンス・アクションとしてはよろしい!!

日活ニューアクション全盛期に作られた本作。主演の丹波や愚連隊上りのチンピラヤクザが破滅の一途を辿るサマは、ニューアクションの影響を少なからず受けているのではないか?!と思えた…。

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『大激闘 マッドポリス’80』 第8話「破壊」

『大激闘 マッドポリス’80』第8話「破壊」を観た…。監督は前回同様に村川透。

ジャパンマフィアの武器弾薬が隠されている美術館は、重警備で難攻不落の要塞同様。マッドポリスメンバーは、この武器弾薬を破壊するべく地下水道から突入するのだが…というお話。

主なゲストは、『大都会 闘いの日々』で渡哲也扮する黒岩刑事の上司である一色課長代理を演じた玉川伊佐夫と江角英明(当時、江角英)!!玉川は、政財界にも絶大な影響を及ぼす大物総会屋という役どころで、ジャパンマフィアのトップからの命令で武器弾薬を密輸したのであった!!

氷室(渡瀬恒彦)がJM連中の銃撃をかわしながらも激走するカーチェイス、地下水道内での大銃撃戦やダイナマイト爆破炸裂、終盤での痛快ガンファイト大殺戮、手榴弾で爆破、クライマックスの爆破…現代のTVでは味わえない狂ったアクションが随所で味わえる!!

傷ついた芹沢(志賀勝)と新田(片桐竜次)のピラニア軍団コンビ、閉塞恐怖症な原田(中西良太)が弱音を吐いて松村(梅宮辰夫)に叱咤激励…アクション以外でも印象深いシーンがあるのがこれまたよろしい!!

前回同様、ED曲「愁いの街」のアレンジBGMの多用も味わい深い!!哀愁漂うゆったりとしたメロディーなのだ!!

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ヨネザワ『西部警察PART-Ⅲ』ボードゲーム

Part

ついに『西部警察PART-Ⅲ』のボードゲームをヤフオクでゲット!!

箱には、大門軍団のメンバーが!!木暮課長(石原裕次郎)、大門団長(渡哲也)、ハトorポッポ=鳩村刑事(舘ひろし)、大将=山県刑事(柴俊夫)、ジュン=五代刑事(石原良純)、イッペイ=平尾刑事(峰竜太)、ジョー=北条刑事(御木裕)、長さんorおやっさん=南刑事(小林昭二)!!

こうなったら、『PART-Ⅱ』ヴァージョンもゲットしたい!!ちなみに“PART-Ⅱ”とは表記されていないが、オキorゴロー=沖田刑事(三浦友和)とハマさんorゲンさんorおやっさん=浜刑事(井上昭文)の写真が箱に掲載されているので…。

当時、ヨネザワからは『西部警察』グッズが多数リリースされていましたからね~!!ボードゲーム以外に、プラモ、LSIゲーム、モデルガン、トランシーバー、ミニカー、ラジコンカーという具合に…。

このボードゲーム、ヤフオクで落札したが、そこそこ高値になってしまった…。以前に紹介した『クイズダービー』ボードゲームは比較的安め!!『西部警察』は人気が高いため、多くのファンが入札し、結果高くなってしまうのだ!!『クイズダービー』や『クイズ100人に聞きました』以上に入手困難!!

ちなみに、LSIゲーム(こちらも『PART-Ⅱ』と『PART-Ⅲ』の2ヴァージョン存在する)も高値で取引されがちであり、これまた入手困難!!

人気TV番組が目白押しだった80年代前期から中期…。人気番組は、次々とボードゲーム化されたのだ!!『西部警察』、『特捜最前線』、『クイズダービー』、『クイズ100人に聞きました』、『人生ゲーム ハイ&ロー』、『アップダウンクイズ』、『オレたちひょうきん族』、『世界一周双六ゲーム』…。金曜夜8時が激アツだった頃の新日本プロレス中継『ワールドプロレスリング』までもが「燃える闘魂 プロレスゲーム」としてボードゲーム化された!!

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『大激闘 マッドポリス’80』 第7話「地下銀行襲撃」

『大激闘 マッドポリス’80』の第7話「地下銀行襲撃」を観た。監督は、村川透!!

ジャパンマフィアの軍資金が隠されている地下銀行の在処を突き止めるべく新田がJM配下の現金強奪グループに潜入!!冒頭から凄まじい犯行シーンが観られる!!やたらとブレまくる手持ちカメラが犯行の匂いをゾクゾクと感じさせるのだ!!カメラの巧妙な使い方、誠によろしい!!

実行メンバーは、現場監督的立場の曽根晴美、キレ者の山西道弘、意地汚い悪女感丸出しの根岸季衣、唯一気の弱そうな青木卓!!そして、バックで彼らを操るのが内田良平だ(最後の最後までレイバンのグラサンを外さなかったのもスゴい)!!そんな中に新田役の片桐竜次だ!!このメンツ…当時の他社の刑事ドラマでもこういう感じで悪役を演じていたのだ!!だから、刑事役の片桐が潜入として銀行強盗やらかしていても全く違和感なしなのだ!!片桐も『大都会』、『西部警察』、『特捜最前線』等では普通にこんなことやらかしていたなぁ~。

新田、第一の犯行直後に“サツの犬かも?!”という感じになっていたからな!!まぁ、結局は「マッドポリスだ!!」ということでボコられるが…。

今回もスーパーガンファイト炸裂に加え、最終的には米軍基地に堂々と侵入したマッドポリスメンバーがワル米兵を撃ち殺してメデタシ!!

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『大激闘 マッドポリス’80』 第6話「殺しの追跡」

『大激闘 マッドポリス’80』第6話「殺しの追跡」を観た。監督は、前回に続き東映プログラムピクチャーの功労者である野田幸男。脚本は、日活ニューアクションで頭角を現し、石原軍団の『大都会』や『西部警察』でも馴染み深い永原秀一。

今回のメインゲストは、根上淳(夫人=ペギー葉山)。会社乗っ取り等をやらかす一流企業経営者でジャパンマフィアの資金提供者という役どころ!!

防弾仕様の車の後部座席に座って移動中の根上淳をマッドポリスメンバーが挨拶代わりに襲撃する前半シーンがよろしい!!建物の屋上からM16ライフルで狙撃する氷室(渡瀬恒彦)、ホテルの一室の窓を開けて撃ち込む芹沢(志賀勝)!!トドメは新田(片桐竜次)がダンプでぶつけまくり、さらに火炎瓶三本を投下して根上淳をビビらせるのだ!!

中盤以降は、マッドポリスメンバーが根上のためだけに建設された重警備体制マンションに乗り込む!!根上の愛人で根上経営スポーツジムのマッサージ師である山口美也子がエレベーターが開いた瞬間に蜂の巣にされるシーンも驚愕モノだ!!クライマックスは、毎度お馴染みの大殺戮系ガンファイトだ!!額をブチ抜かれたヤツ、ガラスが豪快に割れまくり…。でも、松村(梅宮辰夫)が背後から数発撃ち込むシーンは、東映ヤクザ映画テイストが感じられてよし!!

最後はヘリで逃亡しようとする根上を氷室が一撃射殺して落着!!

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東京流れ者

川内康範の原作を映像化した歌謡アクションの傑作であると同時に、鈴木清順監督作品の中でも未だにカルト的人気を誇っている。

ヤクザ稼業から足を洗った“不死鳥の哲”こと哲也(渡哲也)が東京を追われてしまってからは、再びヤクザ同士の抗争に巻き込まれてしまい、戦いを余儀なくされる。結局は東京に舞い戻ったものの、親分に裏切られていたことを知るハメに…。よくありがちなお話だ!!

東京=ハードボイルド・アクション、新潟=任侠ヤクザ、長崎=コメディー、再びハードボイルド東京…舞台が変わると同時に作風も変わってしまうというオムニバス風味の構成がユニーク。でも、各々の舞台で共通するのはミュージカルテイストだ!!渡哲也が歌う同名主題歌がしっかりと場面を盛り上げてくれるのだ!!

ストーリーが進展するにつれてアクションも面白さを増していく。新潟でのヤクザ殴りこみ大銃撃戦、長崎でのキャバレーのセットを大胆にブッ壊しながらもドタバタ風味の笑いが味わえる大乱闘アクション、哲が再び東京に舞い戻って繰り広げるアクロバティックな銃撃戦…ユニークな見せ場として仕上がったこれらのアクションシーンは、ケレン味たっぷりで実に面白い!!

照明が生み出す色彩美をはじめとする演出が、作品の世界観により一層の魅惑感とコジャレたスタイリッシュなムードを醸成させている。清順ならではの映像作りに酔いしれてしまう。

デビュー二年後の渡哲也がぶっきらぼうなイメージを発揮させて不死鳥の哲を好演!!清純派のイメージでヒロインを演じた松原智恵子、哲を助けるヤクザとして中盤あたりで登場する二谷英明、執拗に哲を追い回すヤクザを演じた川地民夫…脇を固めるキャストの個性もしっかりと描かれているのもよろしい。それにしても、二谷が登場するシーンで流れる挿入曲「男のエレジー」…二谷の歌声がちょいとアレだが、そこはあまり言わないほうが良い!!

ラストシーンの「流れ者には女はいらねぇんだ…」という渡のキザなセリフがたまらない!!

東京流れ者 [DVD]

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トミー『特捜最前線』ボードゲーム

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大学四年の頃に入手したTV刑事ドラマ『特捜最前線』ボードゲーム。

箱絵からはTVドラマのモノとは随分かけ離れたような…。思わず「海外リメイク版か!!」とツッコミを入れたくなるような…。でも、この箱絵が激シブでカッコいい!!まぁ、ドラマのキャストもシブ系役者中心だったし、内容もオトナのシブ味が味わえたし…。

この箱絵からは、真ん中のパイプくわえて警察手帳を持っているのが神代課長(二谷英明、全然違う!!)、左が桜井刑事(藤岡弘、髪型は『仮面ライダー』や『白い牙』あたり)、右が船村刑事(大滝秀治)をズラも被らずにやってのける若き関根勤…と思えてしまった!!

コレってホントにTVドラマ版とはまったく関係なく、題名だけを拝借したモノだと断言したいが、それでも東映とテレビ朝日から一応は了承は得ているのだ!!ある意味でスゴいっすね!!

しかも、当時はTVでCMも放送されたぐらい。このCMに『特捜~』のメンバーは誰一人も出ていない上に、グラサン+スキンヘッド+小太りの如何にも悪そうなオッサンだけ(笑)。

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『大激闘 マッドポリス’80』 第五話「シンジケートの女」

『大激闘マッドポリス’80』の第五話「シンジケートの女」を観た。監督は、プログラムピクチャー全盛期に東映アクション映画の傑作を世に送り出した野田幸男。

冒頭、民家に車ごと突っ込み、ギャング映画風のファッションに身を包んだマッドポリスのメンバーがトミーガンをブッ放して強引に密輸拳銃を探し出すシーンからして最高!!

次は、団次朗扮する二枚目俳優で拳銃密輸犯の口を割らせるべくモーテルの激熱サウナに放り込み、さらには傷口に塩とタバスコを塗ったくってやっと白状する…残酷ではあるもののユニークなこのシーン、インパクト大!!

爆破シーンや毎度お馴染みの痛快ガンファイトも味わえる。でも、最大の見せ場は、なんといってもクライマックスのカーアクションだ!!氷室(渡瀬恒彦)VSケイ三好(ジャネット八田=田淵幸一夫人)の車ぶつけ合いカーチェイス、最後は車が崖から落下、大爆破!!

野田幸男のB級アクション・フィルムメーカー魂が炸裂した第五話だった!!

ちなみに、今回よりEDにおける主題歌テロップが誤表記の「憂いの街」から正しく「愁いの街」にしっかりと訂正されたのであった!!

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