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2011年5月

死霊の棲む館

1857年、奴隷商人マスターソンは、妻が屋根裏に匿っていた黒人たちを惨殺。130年後の現代、精神科医デヴィッドと彼の患者だった女性歌手ケイトとその息子がこの館に引っ越してきた。だが、ケイトと息子が様々な怪奇現象を目撃し、マスターソン事件を体験することになる・・・というお話で監督はリチャード・フリードマンというお方。

ストーリーそのものは珍しくはないが、幻想的な怪奇現象が観る者に薄気味悪さを味わわせる。息子が外でおもちゃの車で遊んでいるとホンモノの車と同じような音を出して動き出したり、突然強い風が吹き荒れて木の枝が折れて落下してくるがケイトはうまく避けて無事だったり…といった怪奇現象の数々は印象深い。中には、マスターソンの妻と子のミイラ化した遺体を引き渡された黒人刑事が車を運転中に後部座席に怪物が座っているのをルームミラーで見た瞬間に運転を誤って車を横転させ大爆破というアクション映画らしいシーンも観られる!!

最後はケイトと息子が怪人との対決!!マスターソン夫人が黒人奴隷から頂いた魔よけのお守りは二つに割れてしまっているが、息子はこれを合体させて怪人に見せつけると、緑色の光を発し、怪人は崩壊していく。怪人、気持ち悪さを発揮していたな…。でも、このクライマックスはヒーロー作品の怪人がやられるような感じに近い描き方のように思えて少し可笑しくて笑ってしまったな…。

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片腕サイボーグ

ある事故で瀕死の重傷を負ったパコ(ダニエル・グリーン)が悪徳企業家ターナー(ジョン・サクソン)に改造人間され、その際に環境エコロジスト暗殺のプログラムを仕組まれた。だが、彼は人間としての心だけは変えられていなかったため、自我に目覚め、故郷アリゾナに逃走。悪徳企業とFBIは彼を追跡し、パコはたった一人で闘いに挑む。

前半からは後半に入るまでがまだるっこい。アリゾナのカフェに入ったパコは女店主リンダと親しくなり、そこに集まるアウトローなアームレスラーとの腕相撲や乱闘騒ぎが見所となるが、至ってごく普通。

後半突入後はアクションの連続!!女サイボーグとのバトル、車で逃走するパコとリンダを敵のヘリが追跡しながらマシンガン攻撃し、パコとリンダもこのヘリを狙ってマシンガンを乱射。パコと腕相撲勝負をして敗れた地元最強のアームレスラーがトレーラーに乗ってリンダを病院に向わせようとするが敵の攻撃によってトレーラーが大爆破!!黒服に黒ヘルメットの雑魚キャラをパコが首をへし折り、そのうちの一人がドデカいレーザーガンをブッ放すがすぐさまやられてしまう!!その後、ラスボスのターナーを殺し、FBIと軽く銃撃戦をやらかし、リンダがパコを説得してメデタシ…という具合。とにかく後半のアクションは派手さは感じられないB級風味丸出しではあるが、なかなか頑張っていた!!

片腕サイボーグ…といっても両腕とも見た目は至って普通の人間と変わらない!!でも、腕の中身が機械でできていることを確認できるシーンは観られる!!そもそもこの主人公パコって片腕だけがサイボーグではなく、全身がサイボーグ化された改造人間!!だから、邦題も片腕サイボーグではなく、“全身サイボーグ”にした方が良かったのでは…と思うが、そうすると、明らかに名前負けでダサダサ感バツグン…観たいと思う者がさらにいなくなるだろう。

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『特命刑事』 第9話「300億を奪い返せ!」

『特命刑事』第9話「300億を奪い返せ!」を観た!!監督は野田幸男!!

今回は、堀川まゆみ扮する緑川悠子が今井健二扮する悪党どもに拉致られるのだ!!本放映当時、堀川のセクシーサービスというか、サディスティックなワイセツシーンが観られるのかと期待した御殿方もいらしたはず!!でも、そういったシーン、全然描かれていなかったのだ!!当時、そんなことを期待して観た方は、思いっきり肩透かしを喰らわされたね…。

マッドポリスたちと敵たちとの銃撃戦が第一の見せ場!!催涙弾で苦戦した上に新田が一人で張り切ったために腹部を撃たれてしまう。第二の見せ場は爆破シーンで、トラックに仕掛けられた時限爆弾を悠子が放り投げて車が大爆破炎上!!最後の見せ場は、敵が乗った救急車が威勢良く横転し、氷室(渡瀬恒彦)が今井健二を射殺!!最後は松村(梅宮辰夫)が事件の黒幕である草薙幸二郎に入獄宣告してメデタシ!!

アクションに必要な三大要素(銃撃戦、爆破、カークラッシュ)をしっかりと描けていたのが唯一の救いだったような気が…。

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発情アニマル (ソフト邦題『悪魔のえじき』、TV邦題『女の日』、リバイバル邦題『発情アニマル アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ1978』 )

レイプされた女が野郎どもに復讐する作品が1970年代中期を過ぎたあたりから製作された。そう、それらの作品群を“レイプ・リベンジ・ムービー”と称し、ある女性が暴行され、その加害者を惨殺したという実話を基にメイル・ザルチが脚本を執筆し、監督した作品もそのうちの一作である。

女流小説家ジェニファー(カミール・キートン)は、長編執筆のため田舎の別荘に訪れ、一人で滞在する。彼女を見つけた四人の野郎どもは、残忍なやり口で彼女を強姦する。身も心もボロボロになったジェニファーは、野郎どもを血祭りにあげていく……というお話。

前半は壮絶な強姦劇!!逃げるジェニファーを奇声をあげて執拗に追う二人の男は、まさに性欲に飢えて発情したアニマルだ!レイプシーンは、レイプ系AV作品のようなエロ要素を醸し出すことなく、悲惨で後味の悪さだけが印象に残る!!だが、メガネ顔の気の弱い青年マシューが強いられてやってしまう性交シーンは、「見られているからイカない…」の一言でチョイと笑えてしまったな…。

後半は、凄惨を極めた復讐劇。身体は泥と血にまみれ、身と心をボロボロかつズタズタにされたジェニファーが復讐鬼と化す。まずは、気の弱いメガネくんマシューを敢えて誘い出し、しっかりと性行為を成功させるのだ!!その直後に首にロープを巻きつけて引き上げ、首吊り自殺したかのように見せかけた殺しを実行!!だが、ズボンと下着が足首までズリ落ちてポコチン丸出し状態!!メガネくんらしいマヌケな死に様だ!続いて、妻子持ちの男も敢えて誘い出して一緒に風呂に入り、隙を狙ってナイフでポコチンを斬りつける。コレが劇中で最も痛々しい上に一度観たら忘れられないトンデモシーンだ!「少し痛いけど気持ちいい…」と言った直後に血まみれになり、悲鳴を上げまくる。男性なら、思わず股間を押さえつけてしまうだろう…いや、私は股間を押さえつけて悶絶してしまった…。残る二人は、モーターボートで追い回し、斧で斬りつけて血まみれにし、最後の一人は、ボートのスクリューで血まみれに…。

とにかく血も涙もない残虐な強姦劇と血生臭い復讐劇で悪すぎる後味をしっかりと味わわせてくれる本作…究極の最低映画だ!

本作は、当初は『サマータイム』という邦題で一般公開される予定だったが、その余りにもトンデモナイ内容を考慮して『発情アニマル』というタイトルに変更し、ポルノ映画として公開されたいわくつきのカルト作品!!TV放映の際は『女の日』、DVD&VHSの邦題は『悪魔のえじき』というホラー作品らしいタイトルでビデオ店のホラー映画コーナーに陳列された!!そして、32年後にはリメイクされ、日本でも『アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ』という原題をまんまカタカナにした邦題でしっかりと劇場公開されたのだ!!さらに、日本初公開から30年以上の時を経て『発情アニマル アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ1978』という長ったらしい邦題でリバイバル上映も決定したほど!!これだけ、日本でも根強いファンがいらっしゃることも事実なのである。

嫁ハンや交際中の彼女と争って仲直りした後に一緒に風呂には入りたくないな…。もし、本作のことをうっかり忘れて一緒に入浴した際にはポコチンに御用心!!まぁ、そんな酷過ぎる仕打ちを喰らうことはないだろうが…。

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ネオン警察 ジャックの刺青

『女の警察』シリーズに続いてネオンが映える夜の街を舞台にした小林旭主演のアクション作品。

上岡組と十和田組という二つの暴力団が抗争を繰り広げていた。そこに“ジャックの刺青”の異名をとる花村(小林旭)という勝ち目のない組を盛り返して荒稼ぎするアウトローが相棒の倉原(郷英治)と十和田組を救うべく現れる。花村は十和田組の借金三千万円を背負ってしまったり、ある計画が失敗してしまったりとピンチに立たされながらも上岡らと対決する。

セクシーさを売りにしていた『女の警察』シリーズよりもエロ描写が多く、その上、暴力団同士の抗争が土台にあることもあってアクションやバイオレンスもレベルアップ。

墓場を舞台に安岡力也扮する殺し屋・白石が銃を撃ちまくって花村と倉原を襲撃し、倉原がナイフ投げで白石の足を負傷させるが、白石は一安心した倉原を背後から一刺し。花村がトランプを投げつけて白石の顔面に大ダメージを負わせる。その直後、花村は十和田組の連中を引き連れて上岡たちがいるスナックに乗り込む。花村がガソリンの入ったビンを転がし、一発撃って店のドアを爆破させる。炎が燃え上がりが治まった瞬間、花村たちは突入。チンピラどもは銃をブッ放し、榎木兵衛が一人突っ込んで蜂の巣に。チンピラどもを殴りつけてブッ飛ばす花村、武藤章生は上岡組長(草薙幸二郎)をドスで豪快に斬りつけるが上岡の一弾にやられる。最後は花村と誠心連合会のボス野田(青木義朗)の対決となるが、花村と肉体関係を築いた野田の愛人であるクラブ歌手・麗子(夏純子)が花村に銃口を向ける。野田に撃てと命令された麗子は花村の腕を負傷させたが、かつて恋愛関係にあったことから殺せず、結局は野田に撃ち殺されてしまう。花村は野田の一発をかわした瞬間に背後に隠していたカードを投げつけて傷を負わせ、部屋の窓を突き破って階下に転落!!

花村役の小林旭のパーマをかけたヘアスタイルは、かつてのアキラ作品では観られなかった珍しいルックスで印象深い。花村と倉原が別れ際に必ず言う「風邪引くな!!腹壊すな!!」も軽く笑わせてくれる!!それにしても花村が武器として使うカード…単なるトランプのカードにも関わらず敵の顔面を血まみれにするほどキレ味がバツグンなのか?!

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「HOTEL TanTan」 CM(関西ローカル)

かつて、サンテレビの土曜深夜アダルト・バラエティー枠のラブホCMで「HOTEL TanTan」という阿倍野に存在するラブホのCMが頻繁に流れていた。

私が中学から大学にかけて、『おとなのえほん』、『のりノリ天国』、『夜美女』でよく見かけたもんだ…。

内容は、女三人がバーのカウンターに座っていて、以下のような会話のやりとりを…。

A「ねぇねぇ、彼とのホテルどこ行ってる?」

B「TanTan!!」

C「アタシもTanTan!!」

B「女の子にとっては嬉しいホテルだよねぇ~!!アットホームで!!」

C「設備も部屋もバッチリだよね!!」

A「TanTanねぇ~」

という感じ…。

高一の頃、このCMのモノマネをするヤツがいたな…。

このCMも『夜美女』の中期か末期あたりからは、一切見なくなったな…。

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