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夜をひらく 女の市場

小林旭主演『女の警察』シリーズのスピンオフ的な作品で、監督は江崎実生。

銀座のホステス引き抜き屋である槌田昭(小林旭)は、悪党である黒河(内田良平)が経営するクラブシャトウが経営難であることを理由に入り込み、ホステスを大量に引き抜く。それは、槌田の養父の百瀬(加藤嘉)が新たなるクラブを開店させるためであった。キレた黒河は槌田の内縁の妻である梅子(山本陽子)を轢き殺し、ブチギレした槌田は黒河らに闘いを挑む……というお話。

『女の警察』シリーズや同じくアキラ主演の同趣向の作品『ネオン警察』シリーズ同様、本作でもセクシーな描写が見所の一つ。中でも、槌田が手なずけた黒河側の主任ウェイターの郁夫(川地民夫)がクラブのママさん宅に無理矢理押し入るやビンタを数発食らわし、押し倒してその女体を弄び、さらにはライターで太股あたりを火あぶりするシーンは、後の日活ロマンポルノのSM作品を予兆しているかのようにも思える。レズシーンも観られるが、これに関しても同じことが言える。

郁夫が黒河の手下三人組に暴行を食らい、腕を折られるという痛々しさが伝わる残酷バイオレンス、クライマックスのアキラの格闘アクションといった見せ場は、派手さはないものの、観る者を楽しませるシーンをしっかりと用意しているため良いと言える。

『女の警察』シリーズや『ネオン警察』シリーズ同様に青江三奈の歌唱シーン(「池袋の夜」)、アキラが持ち前の美声を発揮させて歌うシーン(「峠のわが家」)も要注目だ!

さらには、藤田紀子(当時は藤田憲子)や中山千夏といった脇を固める女優陣も興味深い。

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