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七人の挑戦者

『黒部の太陽』等でお馴染みの熊井啓監督が赤木圭一郎主演作のために脚本を執筆したとのことだが、赤木がゴーカート事故死したことによって二谷英明を主演に迎え、松尾昭典監督が映像化したアクション作品。

福田(二谷英明)率いるジャズバンド”セブンガイズ”は、人気上昇とともに暴力団でもある芸能会社の秋葉プロから様々な嫌がらせを受ける。福田は3年前に恋人の梨絵(沢たまき)を殺され、自身も右手を銃で撃たれて負傷。福田は秋葉に復讐するべくセブンガイズという立派なバンドを結成したのであった。やがて、セブンガイズと秋葉プロの大決闘が繰り広げられることになるのだが……。

殴る蹴るの格闘アクション、大勢での大乱闘、クライマックスでは拳銃も火を噴く…アクション映画としては当時の日活アクション映画らしく地味ではあるが、勢い良さは感じられるため、観ていて清々しいし、役者たちもイキイキと暴れまわってくれているのが好印象。

もう一つの見所と言えば、セブンガイズによる演奏の数々だ。さらに、客席にいる桂小金治師匠のとぼけた小言も持ち前のコメディー・センスを発揮していてよろしい。

主演の二谷英明は、リーダー的存在を発揮している上に殴る蹴るのアクションもしっかりと頑張っていることから好感が持てる。だが、それ以上に強烈なインパクトを残すのが、小高雄二扮するトランペット担当の村上だ。影のある役柄で、クライマックスのアクションシーンでは見事なガン裁きも披露。ちなみに、本作は和泉雅子のデビュー作でもあるのだ。他にも、葉山良二、吉行和子、沢本忠雄、悪役の神山繁&内田良平、「ジングルベル」を歌う沢たまき…脇を固める演技人の存在も忘れ難い。

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