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2012年12月

ロボポリス

『ロボコップ』、『ターミネーター』の影響をモロに受けて作られたB級SFアクションで、監督はカレン・ブレインというお方。

ダラス警察戦術捜査研究所のコールダイン博士(リチャード・ゲスウィーン)がロボット警官“ROTOR”を開発。このロボポリスがスピード違反の男性を射殺し、同乗していた女性(マーガレット・トリッグ)を共犯者としてストーキング!コールダインは彼女を救出するべくロボポリスの暴走を食い止めようと奔走する……というお話。

眼目であるロボポリスが登場するまで30分弱かかるが、それまでにこれと言って面白いシーンがない上にダラダラしているのが大きなマイナスポイント。待ちに待ったロボポリスが登場の際、「やっと出てきたかぁ~!」とほのかな期待を抱いてよく見たら、ロボではなくて普通に生身の人間。しかも、体型はズングリムックリで口ヒゲをチョイ蓄えた魅力も華やかさもないオッサン。服装は警官ならではの黒い制服でカッコいいが、顔を見たら魅力ガタ落ちというのが困りモノ。オマケにメカ感一切なし…。でも、車のクラクション音やラジオから流れる音楽に頭を抱えながら苦しむといった弱点を描いたシーンはチョイ面白くて印象深い。

クライマックスは、いかにも男性ホルモンが多そうな男っぽい女子レスラーみたいなルックスの女科学者とロボポリスの格闘アクションがちょっとした見せ場であり、最後は爆破シーンもしっかりと用意されている。

コレ、ホントに呆れてしまう亜流モノ…。よっぽど暇な方は、暇つぶしにどうぞ!あっ、逆に退屈させられてしまうな…。

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暴走警察 (日本未公開)

60年代中期より量産されたバイカー・アクション作品の中でもかなり遅れて作られた感のある作品で、監督と製作をトーマス・L・ダイクというお方が務めた。

暴走族スピリッツのメンバーである若い兄やんの恋人が悪徳警官に暴行を喰らう。その警官野郎は自分の罪をスピリッツどもになすりつけ、彼女のオヤジさんに族狩りをオススメして族連中を血祭りにあげる……。

バイクチェイスを描いてスリルとスピード感を堪能させるのではなく、銃撃される最のバイオレンス描写に圧倒させられる!族連中が会話している最中に突然スドォーン!!と撃ち抜かれ、大きめの風穴が開きそうなぐらいの威勢の良い撃たれっぷり。しかも、撃たれて倒れ込むシーンのほとんどがスローモーションで描かれており、サム・ペキンパーを意識したバイオレンス描写なのである。

クライマックスでは墓地を舞台に大銃撃戦による大殺戮が繰り広げられ、ヘリの爆破シーンも用意されている。なかなか見応えはあるが、爆砕されるヘリがミニチュアであることはよく観ればわかる!迫力と面白さを追求している点は高く評価したい。

暴走族と言えばアウトローとかワルと捉えがちであるが、族連中はアウトロー風味を漂わせつつも善とし、本来は正義の味方である警官を悪とした設定もいい。個人的には、冒頭で車が故障した老夫婦に族連中が襲撃するのかと思っていたら親切にタイヤを交換するなどの善行は微笑ましくて好感を覚えた。

とにかく出色のバイオレンスとアクションを存分に堪能しよう!

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