« シカゴ・コネクション 夢見て走れ | トップページ | ロボポリス »

暴走警察 (日本未公開)

60年代中期より量産されたバイカー・アクション作品の中でもかなり遅れて作られた感のある作品で、監督と製作をトーマス・L・ダイクというお方が務めた。

暴走族スピリッツのメンバーである若い兄やんの恋人が悪徳警官に暴行を喰らう。その警官野郎は自分の罪をスピリッツどもになすりつけ、彼女のオヤジさんに族狩りをオススメして族連中を血祭りにあげる……。

バイクチェイスを描いてスリルとスピード感を堪能させるのではなく、銃撃される最のバイオレンス描写に圧倒させられる!族連中が会話している最中に突然スドォーン!!と撃ち抜かれ、大きめの風穴が開きそうなぐらいの威勢の良い撃たれっぷり。しかも、撃たれて倒れ込むシーンのほとんどがスローモーションで描かれており、サム・ペキンパーを意識したバイオレンス描写なのである。

クライマックスでは墓地を舞台に大銃撃戦による大殺戮が繰り広げられ、ヘリの爆破シーンも用意されている。なかなか見応えはあるが、爆砕されるヘリがミニチュアであることはよく観ればわかる!迫力と面白さを追求している点は高く評価したい。

暴走族と言えばアウトローとかワルと捉えがちであるが、族連中はアウトロー風味を漂わせつつも善とし、本来は正義の味方である警官を悪とした設定もいい。個人的には、冒頭で車が故障した老夫婦に族連中が襲撃するのかと思っていたら親切にタイヤを交換するなどの善行は微笑ましくて好感を覚えた。

とにかく出色のバイオレンスとアクションを存分に堪能しよう!

Photo

|

« シカゴ・コネクション 夢見て走れ | トップページ | ロボポリス »

外国映画 は行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/64198/48041202

この記事へのトラックバック一覧です: 暴走警察 (日本未公開):

« シカゴ・コネクション 夢見て走れ | トップページ | ロボポリス »