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2014年7月

ダイナマイト諜報機関/クレオパトラ危機突破

特別捜査官クレオパトラ・ジョーンズが女親分マミー率いる麻薬組織との対決を描いた痛快アクション。

70年代に大流行したブラックスプロイテーションとカラテアクションが融合した本作。188センチの高身長などスタイルはバツグンのタマラ・ドブソンが男勝りのスゴ腕捜査官クレオパトラ・ジョーンズを好演。劇中では奇抜ながらもオシャレな衣装を何度もチェンジさせ、肝心のアクションでは華麗なるカラテ殺法やサブマシンガンのブッ放しで悪党どもをバッタバッタと蹴散らす。同時期にブラックス・プロイテーションで数々のクールなヒロインを演じたパム・グリアと肩を並べるほどの人気キャラだった。

メガホンをとったのは、60年代はヘルズ・エンジェルを題材にしたバイカー映画を手掛けたジャック・スターレット。ブラックス・プロイテーション作品はジム・ブラウン主演作『シンジケート・キラー』に続いてコレが二度目。

カラテアクションだけでなく、物量アクションもパワフル。冒頭からケシ花畑の大爆破で、炎がドッカンドッカンと盛大に燃え上がる。中盤のカーチェイスではクレオパトラが見事なドライビングテクニックを披露!さらに巧みなハンドル裁きとギアチェンジで悪漢が乗る2台の車をトコトン奔走させた挙句に横転&クラッシュ!!最後は、スクラップ置き場を舞台にクレオパトラがマミーをボコボコにした挙句に高所から転落死させ、彼女を応援するべくブルドーザーに乗り込んで駆けつけた黒人男性仲間もマミーの手下をボッコボコに…。

それにしてもマミーは女親分としての貫禄はほとんどなく、せいぜい部下の野郎をボコボコにする程度。まぁ、どう見ても野郎がマジになればこのババアぐらいカンタンに勝てるハズ(苦笑)。あとは、ガミガミと口うるさい上に意地が汚いだけ。クレオパトラとの一騎打ちでは動きは鈍いし、武器を持っているにもかかわらず全然使えないショボキャラ。コレを女同士の壮絶なバトルというのは、違和感があるよな(笑)。

本国で大ヒットし、2年後には香港の映画会社ラン・ラン・ショウとの合作で続編『ダイナマイト諜報機関 クレオパトラ カジノ制服』が作られた。

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