『大激闘マッドポリス’80』&『特命刑事』

祝!『大激闘マッドポリス’80』&『特命刑事』DVD化!!

ついに、この時が来た・・・。

アノ、『大激闘マッドポリス’80』&『特命刑事』コンプリートDVD-BOXが2015年1月9日に発売決定!

数々の名作・傑作を生み出した日テレ火9アクションドラマの中でも前々作『大都会PARTⅢ』に引けを取らないほどのバイオレンス&アクションを炸裂させた『大激闘』。ただし、あまりの暴力性などが一般視聴者にウケず、放送終了後はカルト作品っぽく扱われてきた。けど、石原軍団の『西部警察』シリーズ同様に面白くて凄まじい刑事ドラマなのだ。

ていうか、日テレ火9アクションドラマって『大都会』シリーズから『プロハンター』までソフト化成功やね。当然、『警視-K』と『プロハンター』の間にやってた『青い犬』とかいう地味ドラマだけは対象外。ちょっと前に『特命刑事』の後番組でこれまた視聴率が悪かった『警視-K』もDVD-BOX出たし、今から2年前には『大都会』シリーズも!!

いやぁ~、ファンなら必携やな。まぁ、オレ的には日本が誇る70~80年代アクション系TVドラマがソフト化して気軽に観られるようになったことはマジで最高やと思うぞ!現代の日本映画やTVドラマでは味わえないおもろさを堪能しなければ・・・。

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『特命刑事』 第9話「300億を奪い返せ!」

『特命刑事』第9話「300億を奪い返せ!」を観た!!監督は野田幸男!!

今回は、堀川まゆみ扮する緑川悠子が今井健二扮する悪党どもに拉致られるのだ!!本放映当時、堀川のセクシーサービスというか、サディスティックなワイセツシーンが観られるのかと期待した御殿方もいらしたはず!!でも、そういったシーン、全然描かれていなかったのだ!!当時、そんなことを期待して観た方は、思いっきり肩透かしを喰らわされたね…。

マッドポリスたちと敵たちとの銃撃戦が第一の見せ場!!催涙弾で苦戦した上に新田が一人で張り切ったために腹部を撃たれてしまう。第二の見せ場は爆破シーンで、トラックに仕掛けられた時限爆弾を悠子が放り投げて車が大爆破炎上!!最後の見せ場は、敵が乗った救急車が威勢良く横転し、氷室(渡瀬恒彦)が今井健二を射殺!!最後は松村(梅宮辰夫)が事件の黒幕である草薙幸二郎に入獄宣告してメデタシ!!

アクションに必要な三大要素(銃撃戦、爆破、カークラッシュ)をしっかりと描けていたのが唯一の救いだったような気が…。

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『特命刑事』 第八話「お父ちゃんのダイヤモンド」

『特命刑事』第八話「お父ちゃんのダイヤモンド」を観た。監督は、岡本明久!!しかも、初登板!!松田優作主演で舘ひろしが映画デビューした『暴力教室』、舘ひろし主演『男組 少年刑務所』、菅原文太主演『横浜暗黒街 マシンガンの竜』を撮ったお方…と言っても馴染み薄いか…。

警察どことかヤクザまでも顔が利く大富豪のおばちゃん小関(清川虹子)の死んだ夫=お父ちゃんのダイヤモンドが奪われ、マッドポリスはこれを奪還するべく奔走する。簡単に言えば、こんなお話だ!!

とにかく清川虹子のキャラがキョーレツ!!派手めな格好はわかるが、レオタードを着こなしてバレエの練習に励むわ、マッドポリスを“松戸ポリス”と言うわで…。それにしても良い味出し過ぎ!!特に小関邸のパーティにチンピラヤクザを装って入ってきた芹沢(志賀勝)&新田(片桐竜次)とのやりとりは絶妙!!

見せ場のアクションは後半部!!黒いレザースタイルに身を包んだバイカー野郎に扮した原田(中西良太)&山南(山岡健)がダイヤが隠されている警備会社に侵入し、各部屋に手榴弾を投げ込んで逃げる!!悪党警備員どもが車三台で追ってくる!!猛スピードで突っ走りながらも原田は手榴弾で車を撃退する。そのうちの一台は勢い良く横転し、大爆破!!アクションは良いけど、コレと並行して氷室たちによる警備会社内でのダイヤ奪還が交互に描かれるので、アクションの面白さを一気に味わえないのがチョイと痛い!!アクションシーンだけを集中して一気に描いた方がもっと面白さを味わえたはずだ!!やや残念!!

それにしても清川虹子…最後の最後まで美味しい所を持っていってしまったなぁ~!!

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『特命刑事』 第七話「逃亡地帯」

『特命刑事』第七話「逃亡地帯」を観た。

水上署に拘留中の一等航海士で麻薬の運び屋である草薙良一。彼の背後に大組織があると睨んだマッドポリスは、新田(片桐竜次)をブタ箱に潜入させ、草薙を脱走させる。

今回は、トニー・カーティス&シドニー・ポワチエがW主演の名作『手錠のままの脱獄』を意識していることが丸わかり!!手錠に繋がれた新田と草薙良一が逃げて逃げて逃げまくるシーンを前面に押し出しているのだ!!この作品を意識した作品…結構あるね!!あの高倉健をスターダムにのし上げた『網走番外地』もそうだし、『西部警察』第40話「手錠のままの脱走」も!!とにかく『手錠のままの脱獄』がいかに後の映像に影響を与えたかを改めて思い知ったな…。

中盤を過ぎたあたりで何者かにやたらと狙撃されまくり、逃げ込んだ先の巨大冷凍庫に監禁状態となった新田と草薙が凍えながら数本のマッチを一本づつ点して温もりあうシーン…コレは印象深くて忘れられない名シーンだ!!

クライマックスは人がいない競艇場を舞台にしたマッドポリスと組織との大銃撃戦!!さらに、車の横転シーンも観られるのだ!!

今回の黒幕である小松原に扮しているのは、『西部警察PART-Ⅱ』&『同PART-Ⅲ』の佐川係長や『大都会PARTⅢ』の加川課長で知られる高城淳一。佐川係長&加川課長、『特捜最前線』や『ザ・ハングマン』等のゲスト出演、個人的にはイヤミな役を演じさせたらピカイチだと思う高城淳一…今回はイヤミさは醸し出さず、重厚な雰囲気で黒幕的悪役を好演していたのだ!!

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『特命刑事』 第六話「黒い狼」

『特命刑事』第六話「黒い狼」を観た。監督は、東宝ニューアクションの旗手・西村潔!!

社会に巣食う害虫どもを黒いライダースーツに身を包んだバイカー集団がカービン銃で一掃する。この殺戮集団を世間は“黒い狼”と呼ぶ。氷室(渡瀬恒彦)らマッドポリスはこれを追跡するが、何故か捜査中止命令が下される。この“黒い狼”、実はマッドポリスの影の産みの親でもあり、氷室の警察大学時代の恩師でもある政財界の大物・木島(幸田宗丸)が創設した秘密警察的自警団なのであった!!中止命令に屈することなくマッドポリスは黒い狼と対決するのだ!!

冒頭からスゴいインパクトを与えてくれる!!黒い狼が高速道路の暴走族を威勢良く撃ち殺し、続いて政治家が集う乱交パーティー風の秘密クラブでも、ダンスに興じる若者が集うディスコでもカービン銃を「これでもか!!」と言わんばかりにブッ放して大量大殺戮を魅せつけてくれるのだ!!『大激闘』時代のテイストが復興してきたかのような感じで良し!!ちなみに、黒い狼が活躍する際に流れる曲は、かの有名な「ワルキューレの騎行」!!そう、『地獄の黙示録』で有名なヤツ!!または、藤原喜明の入場テーマ曲としても知られるヤツ!!いや、『西部警察』最終回「大門死す、男たちよ永遠に…」で亜細亜電気重役爆殺シーンでも流れてたヤツ…。誰もが一度は耳にしたことがあるメロディーに乗って大殺戮をやらかしてくれるのだ!!

拉致された悠子(堀川まゆみ)がチョイと色気を振りまいたり、前回同様にダッコちゃん人形を抱えた芹沢(志賀勝)が連中の一人に自白剤を注射して悠子の居場所をゲロさせたり、バイクの爆破シーン、黒い狼のアジトでの銃撃戦&手榴弾による爆破二発、妖艶なムードを存分に醸し出す秘密クラブで女が胸を曝け出していたり…というように個々で印象に残るシーンが多いため、面白さは十二分に味わえた!!

マッドなキャラを好演した幸田宗丸、黒い狼の現場リーダーをクールに演じたピラニア軍団の成瀬正孝(当時、成瀬正)も忘れ難い!!

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『特命刑事』 第五話「小さな亡命者」

『特命刑事』第五話「小さな亡命者」を観た。監督は野田幸男。

ストーリーを簡単に言えば、ズバ抜けた透視能力を持つ超能力的少女がトロイカ大使館に軟禁され、氷室(渡瀬恒彦)らMPが大使館に潜入して少女を奪還する…というお話。

まどろっこしさが感じられた前回に比べると中々面白く仕上がっていた今作。序盤で後楽園遊園地を舞台に少女と母親(演じるのは、ひし美ゆり子)を拉致ろうとするジンガイ連中を遠方から狙撃、射殺というチョイとした銃撃戦が観られる。コレに続いて原田(中西良太)と悠子(堀川まゆみ)と少女が歩いているところを待ち伏せていた連中が車から降りて少女を拉致!!悠子の身体を張ったアクション(走行する車にしがみつく)が観られたり、またもや遠方からこの車を狙撃して横転させるというカースタント、原田と狙撃班の撃ち合い…前半だけでアクションの面白さをしっかりと味わえるのが最高!!

あとは、「治外法権?!そんなの関係ねぇ!!」と小島よしお風ではないものの、日本政府すら敵に回しかねないMPの大使館潜入&少女奪還シーンをアドベンチャー感覚をチョイと漂わせてじっくりと見せつけてくれるのだ!!麻酔銃を撃ちまくる芹沢(志賀勝)&原田、拳銃と同じ形をしたガスバーナーを使ったりといったユニークな小道具も印象深い!!芹沢と原田のやりとりが笑えてしまうのも良いね!!

本作では、一部のファンの間では今でも語り草となっているダッコちゃん人形を抱いた志賀勝が観られるのだ!!

それにしても少女が持つ透視能力って…別に重要ではなかったよなぁ~。

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『特命刑事』 第四話「危険海域」

『特命刑事』第四話「危険海域」を観た…。監督は前回に続いて長谷部安春。

とにかく前回以上にまどろっこしいのが大いに残念!!前回は爆破アクションが観られたりといった良きポイントがあってそれなりに楽しめはしたが、今回はパワーダウンした感じが強め…。

メイン・ゲストに中島ゆたかとジェリー伊藤を迎えた今作。この手の作品で悪女役が似合う中島ゆたか。結局は中島ゆたかがヘロイン密輸のボス的存在で、ジェリー伊藤は彼女に利用されていただけだった…。中島ゆたかと堀川まゆみ扮する悠子との女同士の激しすぎるバトルとかを描いていたら、もっと良くなっていただろう。それも、セクシーさを醸し出していたらなおさら良かったことだろう…。

見せ場のアクションは、ヘリに乗った新田(片桐竜次)、芹沢(志賀勝)、清川(桜木健一)、原田(中西良太)、山南(山岡健)と取引にやってきた敵との銃撃戦!!空からマシンガンをブッ放すMP!!船上から敵連中がコレに応戦するも射殺されてしまう!!『大激闘 マッドポリス’80』が『特命刑事』へと路線変更してからの銃撃戦、ホントにバイオレンス・テイストが薄くなってしまったよな~。

クライマックスは、氷室(渡瀬恒彦)と中島ゆたかが組んでダンスをしているが、中島がこの隙を狙って氷室をナイフで刺殺しようとする。だが、悠子が「危ない!!」と大声で叫んだ瞬間に氷室が中島にドカン!!と一発喰らわせたのであった…。

消化不良なB級アクション映画と呼ぶに相応しい出来栄えだった…。

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『特命刑事』 第三話「スキャンダル・レディー」

『特命刑事』第三話「スキャンダル・レデイー」を観た…。監督は、日活ニューアクションでお馴染みの長谷部安春!!

序盤で第一の見せ場が観られる!!バイクを連ねた迷彩服の男たちがマシンガン等をブッ放してきたが、芹沢(志賀勝)、新田(片桐竜次)、清川(桜木健一)、山南(山岡健)はこの銃撃戦にチョイと苦戦…。そこで、新田がバイクのガソリンタンクに弾丸を撃ち込み、車に備え付けられているシガーライターを放り投げて爆破を思いついて実行!!なかなか派手に燃え上がってくれたもんだ!そして、迷彩服連中を蹴散らすことに成功!!だが、次に現れた軍用ジープの二人組がバズーカ砲をブッ放して爆破!!この二人もあっさりと蹴散らし、清川&山南がバズーカ砲を奪って再び車を走らせるのだ!!いや~、チョイとしたB級ミリタリー・アクションの雰囲気が味わえたので良かったもんだ!!

次は、車のブレーキが何者かに壊されたことによって暴走運転!!コレはまだ序の口…。何とか暴走を食い止めた清川だったが、付近のトラックの積荷から銃口の数々が…。MP四人&護衛中の女を目掛けて撃ちまくってくるのだ!!第一の見せ場シーンで奪ったバズーカー砲でトラックを大爆破させて落着!!この二度目の爆破シーンもナイス!!

クライマックスは、高圧電流のトラップが施された敵地に氷室(渡瀬恒彦)&原田(中西良太)が潜入し、MP&女を抹殺しようとする殺人部隊を催涙ガスで眠らせるのだ!!次に銃撃戦をチョイと繰り広げ、トドメはエレベーターに逃げ込んだ今回のラスボス(警察内部の裏切り野郎)を手榴弾で爆殺!!

いや~、前中後と銃撃戦や爆破シーンが観られて見応えはあったものの、もたつきを感じさせるのがマイナスだ…。路線変更がなければ、更なる面白さを味わえたはずだ!!やや残念!!

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『特命刑事』 第二話「脱獄」

『特命刑事』第二話「脱獄」を観た。監督は、前回に引き続き野田幸男。

ある大物フィクサーを逮捕するためには小林稔侍扮する囚人の証言が必要…ということで氷室(渡瀬恒彦)&原田(中西良太)がムショに潜入!!コレ、警察側のサポートは一切なしなのだ!!氷室&原田はこの囚人とともに脱獄を図ろうとするが…。

渡瀬と稔侍がムショ食堂内で繰り広げるタイマンバトル、悪と繋がっている看守たちによる適度なリンチ制裁、クライマックスの看守塔を倒壊させて脱出成功…ハラハラドキドキを存分に味わえたね!!これぞ痛快娯楽活劇だ!!『大激闘』時代の過激バイオレンスが影を潜めても、巧妙な見せ場をしっかりと描き出せているではないか!!

囚人役の梅津栄、汐路章に加え、極悪看守リーダー役の佐藤京一の存在感もキョーレツだ!!特に梅津栄の活躍ぶり、ナイス!!いい味出しすぎてたねぇ~!!

それにしても前回加入した新キャラ(桜木健一&山岡“謎”健)、チョイと薄かったねぇ~!!あまりにも従来のMPメンバーとゲスト陣の活躍&個性の方が強めだっただけに…。

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『特命刑事』 第一話「黄金の海底」

『特命刑事』第一話「海底の黄金」を観た。監督は野田幸男。

過激な暴力描写が悪名を高めた『大激闘マッドポリス’80』。コレを見直すということで二人の新キャラを投入し、内容もファミリー向けに変更!!こうして『大激闘』が『特命刑事』としてリニューアルされたのだ!!

新キャラは、桜木健一扮する清川と謎の役者・山岡健扮する山南。

特に桜木は本作のチョイと前までは『特捜最前線』で特命捜査課の滝二郎巡査を演じていたのだ!!そんな桜木の登板は、特命課刑事がマッドポリス加入=特命刑事っていうことなのか?!とも思えたね~!!それにしても桜木健一は『刑事くん』、『特捜最前線』、本作と三度に渡る刑事役に当時は食傷気味だったらしい!!ラストシーンにて芹沢(志賀勝)が「刑事くんとおまわりくんやってるんやないでぇ~!!」のセリフからわかるように桜木扮する清川は所詮は“刑事くん”なんだなぁ~!!MPメンバーには交番勤務やってたとか言ってたし…。

一方の山岡健…単なるお調子者で危なっかしい若者だ!!「MPに憧れていた」とか「拳銃バンバン撃ちまくりたい」とか言って…。そんな彼に芹沢のキレ風ツッコミが炸裂!!

ストーリーは、海底に眠る金塊を奪取することを目論む敵たちを氷室(渡瀬恒彦)と新人二人がスキューバー・ダイビングで追跡していく…というのが大筋。とにかく水中アドベンチャーが眼目であり、見せ場となるアクションはクライマックスの銃撃戦ぐらい!!銃撃戦も敵を撃ち殺してはいるものの従来の『大激闘』のようなバイオレンス・タッチは控えめ!!

それにしてもMPメンバー、新人二人に先輩風吹かせまくりだ!!松村(梅宮辰夫)も現場に出て撃ちまくることなく、参謀格になってしまったし…。

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