外国映画 た行

ダイナマイト諜報機関/クレオパトラ カジノ征服

タマラ・ドブソン扮する秘密捜査官・クレオパトラ・ジョーンズの活躍を描いたシリーズ第二弾。今回は、香港の映画会社“ラン・ラン・ショウ”との合作で、オール香港ロケが実現!要するに、ブラックス・プロイテーションと香港カンフー・アクションのコラボなのだ。

クレオパトラ・ジョーンズが香港の麻薬ルートを元締めから叩き潰し、摘発するべく大暴れ!

香港映画ならではのケレン味たっぷりの荒唐無稽なアクションが満載!クレオは、手強いカンフー野郎の集団に囲まれても、得意のカラテ殺法でバッタバッタと蹴散らす。
さらに、現地の女性私立探偵ミリン・フォンが彼女をクレオをサポート。ミリンもシャワーを浴びている最中に侵入してきたカンフー野郎どもをキレ味バツグンの格闘術で一網打尽。
そんな異色の最強女性タッグは、ステラ・スティーヴンス扮する女麻薬王ドラゴン・レディのアジトに乗り込めば、アクションに次ぐアクションで一気に畳みかける。
クレオ&ミリンがマシンガンをガンガンとブッ放してザコどもを一掃!さらに、ミリンの仲間である青年たちが室内でバイクを駆って大暴れ!!
最後は、クレオとドラゴン・レディのタイマン格闘バトルって…前作も女同士の対決だったよな(笑)。
他にも、車がガソリンスタンドに突っ込んで大爆破すれば、カーチェイスが観られるなど、面白さは前作を遥かに超越!

で、今回もド派手な衣装を着こなすクレオが、劇中で七変化を超えるほどの衣装替えに挑戦。スタイル抜群の彼女の魅力を全面に押し出しているのは、前作同様だ。

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ダイナマイト諜報機関/クレオパトラ危機突破

特別捜査官クレオパトラ・ジョーンズが女親分マミー率いる麻薬組織との対決を描いた痛快アクション。

70年代に大流行したブラックスプロイテーションとカラテアクションが融合した本作。188センチの高身長などスタイルはバツグンのタマラ・ドブソンが男勝りのスゴ腕捜査官クレオパトラ・ジョーンズを好演。劇中では奇抜ながらもオシャレな衣装を何度もチェンジさせ、肝心のアクションでは華麗なるカラテ殺法やサブマシンガンのブッ放しで悪党どもをバッタバッタと蹴散らす。同時期にブラックス・プロイテーションで数々のクールなヒロインを演じたパム・グリアと肩を並べるほどの人気キャラだった。

メガホンをとったのは、60年代はヘルズ・エンジェルを題材にしたバイカー映画を手掛けたジャック・スターレット。ブラックス・プロイテーション作品はジム・ブラウン主演作『シンジケート・キラー』に続いてコレが二度目。

カラテアクションだけでなく、物量アクションもパワフル。冒頭からケシ花畑の大爆破で、炎がドッカンドッカンと盛大に燃え上がる。中盤のカーチェイスではクレオパトラが見事なドライビングテクニックを披露!さらに巧みなハンドル裁きとギアチェンジで悪漢が乗る2台の車をトコトン奔走させた挙句に横転&クラッシュ!!最後は、スクラップ置き場を舞台にクレオパトラがマミーをボコボコにした挙句に高所から転落死させ、彼女を応援するべくブルドーザーに乗り込んで駆けつけた黒人男性仲間もマミーの手下をボッコボコに…。

それにしてもマミーは女親分としての貫禄はほとんどなく、せいぜい部下の野郎をボコボコにする程度。まぁ、どう見ても野郎がマジになればこのババアぐらいカンタンに勝てるハズ(苦笑)。あとは、ガミガミと口うるさい上に意地が汚いだけ。クレオパトラとの一騎打ちでは動きは鈍いし、武器を持っているにもかかわらず全然使えないショボキャラ。コレを女同士の壮絶なバトルというのは、違和感があるよな(笑)。

本国で大ヒットし、2年後には香港の映画会社ラン・ラン・ショウとの合作で続編『ダイナマイト諜報機関 クレオパトラ カジノ制服』が作られた。

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チェーンヒート

リンダ・ブレア扮するキャロルらは、麻薬をはじめあらゆる悪が蔓延る女子刑務所に投獄されて散々ヒドい目にあう…ただそれだけ。

女囚映画ということでエロい見せ場がイッパイ!女囚たちのシャワーシーンではパツキンと黒髪がイチャつくチョイとしたレズシーンもあれば、所長は浴槽で女囚と戯れながらハメ撮り(笑)。さらに、リンダ・ブレアもオッパイを曝け出すわレイプされるわと体当たりのエロシーンに果敢に挑む!!

さらに、バイオレンスも満載。ひとりの黒人女囚が白人女囚どもにカミソリでズタズタに斬り込まれ、キャロルと唯一仲が良かった女囚は警棒でボコボコにされて口から血を流して死ぬ…血生臭くて痛々しいシーンはとにかくキョーレツ。

最後は、女囚映画おなじみの暴動シーン。ワル女看守長らを蹴散らすべくキャロルら協力を呼びかけ、対立していた白人組ボスと黒人組ボスも結託して皆で大暴れ!警察のヘリがムショを包囲し、武装した警官隊はガス弾を転がして制圧しに来るほど規模はデカい!

エロとバイオレンスが絶妙にブレンドされた女囚映画の金字塔。10年後に作られた続編『チェーンヒート2』は本作と直接の関係はないし、『新・チェーンヒート 戦慄の女刑務所』なんて配給のヘラルドが勝手に続編同様に扱っただけ…それだけ本作は後の女囚映画に多大な影響を及ぼしたというコト。

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ドーベルマン・ギャング

ドーベルマン犬に銀行強盗をやらかせる…ワンアイデア勝負のクライム・アクション映画。

エディ、サミー、ジョジョの銀行強盗3人組が獰猛かつ賢いドーベルマン6頭にアメリカ犯罪史に名を残すギャングたちの名をつけて即訓練を開始。人間には聞こえない高周波の音を出す犬笛や原寸大の銀行セットを使うなど完全犯罪成功のために徹底した訓練シーンがじっくりと描かれ、なかなか興味深い。

ドーベルマン・ギャングに仕立てられた6頭がついに行動を開始。銃を抜く警備員を見抜くや腕を噛みついて出血させ、女性行員が非常ベルを押そうとすればギャンギャン吠えまくって阻止。さらに、支店長たちが犬の両脇に装着されたバッグに金ではなく紙キレを入れようとすると吠えまくってしっかりと紙幣をつぎ込ませる。感覚が鋭い上に賢く、教え込まれたことをしっかりとやり通すドーベルマン・ギャングたちはホンモノの銀行強盗犯顔負け!ドジでマヌケな銀行強盗は白旗揚げて降参!!拳銃や刃物で武装して脅し文句をがなり立てる銀行強盗犯も恐ろしいけど、言葉も通じない上に殺傷力の強い噛みつき攻撃を得意とするドーベルマンの恐ろしさがひしひしと感じられる。

犬が銀行強盗をやらかすという前例や実例もないことを映画でじっくりと楽しませてくれるのが珍味な本作は、現在でも多くの人々に語り継がれている傑作なのだ。

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ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー

リチャード・アネーキスの小説「追跡」が原作の逃亡系カー・アクションで監督は『ヘルハウス』のジョン・ハフ。

ストック・カーレーサーのラリー(ピーターフォンダ)は相棒ディーク(アダム・ロアーク)とレースに出場するための金を欲しさにスーパーマーケットを襲撃して15万ドルを強奪。2人が逃亡を開始した直後、ラリーが前夜を共にしたアバズレ女メリー(スーザン・ジョージ)が車から降りようとしないため、仕方なく3人で逃避行。通報を受けた鬼警官フランクリン隊長(ヴィック・モロー)はヘリに乗って追跡。3人はヘリ&パトカー軍団から逃げ切られるのか?!

ラリーらは警察無線を盗聴し、追って来るパトカーを煙に巻いてトコトン逃げまくる。車が豪快に横転、パトカーがジャンプして標識を突き破るといったカー・アクションならではの見せ場もチラホラ。終盤でヘリがラリーらの車に接近しての攻防戦、ラストの列車が突っ走ってきてドッカーン!後半の見せ場はインパクトがデカかったな~。

脇を固めるキャラクターも魅力的。特にゴチャゴチャとうるさくて鬱陶しいメリー、一匹狼的なフランクリン…主人公ラリー以上にイィ味出しててナイス!!

本作は70年代カー・アクション作品を語る上では決して外してはならない傑作だ。

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痴漢ドワーフ

ポルノとバイオレンス・ホラーが融合したスウェーデンとアメリカの合作で、監督はヴィダル・ラスキとか言うお方。

作家ピーターと妻メリーが不気味なボロアパートに引っ越してくる。このアパートは、実は若い女を拉致し、シャブ漬けにして売春させる恐怖の館でもあった。実行犯は、二人に部屋を案内した女主人とその息子である小人症のオラフ。ピーターが仕事で外出中に、メリーが以前から屋根裏から妙な音が聞こえて気になって仕方がないということで屋根裏を調べた結果、女主人にバレてしまい、売春窟である一室に監禁され、シャブを注射されてしまう。ピーターは愛妻を救出できるのか?!

とにかくデンマークの小人役者トルベン扮する低身長者オラフの存在がキョーレツ。小人症の不具者だからという差別的意ではないが、ルックスは気持ち悪い上に、やっていることが最低過ぎるから、ついつい罵倒したくなるようなヤツだ!でも、おもちゃで遊ぶのが大好きという子供っぽいところがあるのがチョイ可愛らしい。コイツの母親も最悪!真昼間から女友達と酒を喰らい、オラフのピアノ演奏で歌いまくっているグータラババァ。そんな二人の存在が、陰湿かつ不快な作風にマッチしており、見事な悪役ぶりを演じきっている。

ポルノ映画としての見所は、客がシャブ漬け女とセックスするシーンだが、シャブの影響でうつろな表情の女を相手にヤリまくるシーンに性的快楽や興奮なんか求める気にもならない。やたらと腰をふりまくる男を観ていると、クスクスと笑えてしまったほど!

本作は、ポルノ映画としても、バイオレンスホラーとしても悪趣味最低映画の一級品だな…。



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トルク

恋人のシェーンに再会し、やり残した仕事をやり遂げるべくタイから帰国したフォードは、バイカー・ギャング集団“リーパーズ”のボスであるトレイ(アイス・キューブ)の弟ジュニア殺害の濡れ衣を着せられる。フォードはFBI、リーパーズに追われる身となり、罠にハメたバイカー・ギャング集団“ヘリオンズ”に立ち向かう…というお話。

『ワイルド・スピード』シリーズのヒットに便乗して作られた新感覚バイク・アクションであり、本作の前には同趣向の『バイカー・ボーイズ』も製作された。

冒頭から車二台が疾走し、そこに一台のバイクがこれを猛スピードを追い抜く。開巻からスピーディーなシーンで楽しませてくれる。その後もバイクチェイスや格闘シーンがチラホラ。

中でもフォードとトレイのバイクが走行する列車の屋根の上を突っ走り、フォードのバイクが車内をも疾走、トレイのバイクのタイヤが石ころに刺さって転倒し、列車に轢かれそうになるところをフォードが救出し、列車がバイクにクラッシュしてバイクが大爆破炎上するシーンは、最大に盛り上がる。

他にも、行動でのチェイスシーンではハマーが宙を舞いながら黄色い乗用車に落下、建物の大爆破、荒唐無稽のボルテージがMAXに達したクライマックス…とにかくケレン味たっぷりな見せ場が目白押し。

監督はジョセフ・カーンとかいうお方。なかなか面白い作品を作ってくれたじゃないか!!でも、本作以降は何を撮ったかは不明。もっと面白いB級アクション映画を作れそうな人材であることは確かなのに…。

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弾丸特急ジェット・バス

70年代に量産された様々なパニック映画のパロディを取り入れた傑作コメディーで監督はジェームズ・フローリー。

史上初の原子力バス“サイクロプス号”は全長50メートル、重量75トン、装着されたタイヤ数32個、定員180名…という原題(「THE BIG BUS」)通りのビッグバス!!出発地ニューヨークから目的地デンバーまでノンストップ走行!!この処女運行を原子力は脅威とみなす石油会社によって妨害を喰らうことに…。

サイクロプス号の外見そのものが魅力的だが、車内ではボーリング場にプール、サロンまで設備されており、走行中でも洗車が可能!!この特殊な仕様はユニークで興味深い!!これだけでも実に面白味が感じられる!!

次に車掌トランス(ジョゼフ・ボローニャ)ら登場人物…中でも乗客たちも個性的かつ可笑しなヤツらばかり!!面白可笑しいシーンにさらに笑いを加味するのがそんなクセ者キャラクターたちなのだ!!離婚寸前の夫婦がありえないほど激しく抱き合って熱愛ぶりをアピール!!そして、この夫婦の夫が手を負傷して獣医に診てもらうシーンがあるが、このシーンなんかホントにおバカ!!ロクな治療もせずに瞬時に完治し、この獣医は「人も犬猫と同じ!!」とかぬかしてるし…。面白さを最大限に発揮しているのが、何と言ってもジョン・べック扮する副車掌!!すぐに路肩に寄って走行するクセがあるという理由で“ショルダース”というニックネームが付けられ、ピンチに陥るとグッタリと気絶するという脱力さをも感じさせるが、コイツの存在は最高に良い!!美味しい役柄だ!!

爆破シーンや様々なトラブル描写が観られるが、農夫家族が乗るシボレーがバスの車体に激突して引っかかった状態になり、さらに崖から突き出て落下しそうになったバスを重量を軽くしてバック走行させて元の位置に戻ろうとするシーンがクライマックスで本作最大の見せ場!!

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中国超人インフラマン (未公開)

香港で日本の特撮ヒーローの流行を受けてショウブラザースが製作した香港製本格派特撮ヒーロー映画。

科学研究所のレイ・マ隊員(ダニー・リー)が所長の手によって超人インフラマンに改造され、地球征服を狙う魔王女と怪人たちをやっつける…というお話。

インフラマン…見た目はイナズマンで、怪人が巨大化するとインフラマンも同じように巨大化して闘うというウルトラマンぶり、敵の戦闘隊員との闘いは仮面ライダーや戦隊モノ、宇宙刑事とかと変わりなし…。とにかく日本の特撮ヒーローのファンが喜びそうな要素がふんだんに取り入れられているのだ!!

所長とその愛娘が怪人に拉致されてからは、ラストまでインフラマンと怪人たちとのバトルが延々と続く。インフラマンの活躍だけでなく、科学研究所の隊員たちは敵の戦闘隊員と大乱闘を繰り広げたり、やたらと爆破しまくるわで…とにかくバトル・アクションにポイントを絞って描いているのだ!!

インフラマンの必殺技の中に“レーザーブレード”というのがあるが、『宇宙刑事ギャバン』でギャバンが武器として使う剣もこれと同じ名前だったな…。

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ダイヤモンドの犬たち

南アフリカのダイヤモンド・シンジケートの地下金庫を狙う五人組の仲間に入った元傭兵で警備担当のブラッドリー(ピーター・フォンダ)が、自身の上司ウェブ(テリー・サヴァラス)らと壮絶なバトルを繰り広げるというお話。

前半で二度の爆破アクションが観られる。まずは、現地の地質学者とそのお連れが離陸させたジェット機の爆破だ!!でも、これが派手でも地味でもないごく普通の爆破で、続いて二度目の爆破は上空を飛ぶヘリで、炎がスクリーンいっぱに広がってまずまずの迫力を感じさせてとりあえず良しとする。

その後は、これといったアクション演出は観られなくなるが、ブラッドリーらが厳重警備が施された集積所に突撃してからは、本領を最大限に発揮するのだ!!バイオレンス風味の効いた銃撃戦、数回の爆破シーンに車の横転…といったアクションがクライマックスまで連続するのだ!!

とにかく、中盤からクライマックスにかけてが面白い本作。それまでの凡庸なシーンが非常に惜しいと思えるが、これを文句を言わずに観たあとは、面白さを十分に味わえるのだ!!

アクション以外では、スクリーンから感じられる大砂漠のサラサラ感、スキンヘッドにグラサンのコワモテな風貌が印象的なウェブにスカートを引き剥がされてパンティ丸出しになるブラッドリーの愛人クレア(モード・アダムス)が忘れられない。

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