外国映画 な行

ネバー・サレンダー 肉弾凶器

アメリカ最大のプロレス団体WWEの人気レスラーであるジョン・シナがザ・ロックことドウェイン・ジョンソンに続けと言わんばかりに俳優デビューしたアクション作品。

元海兵隊員ジョン(ジョン・シナ)の妻ケイトがローム(ロバート・パトリック)率いる宝石強盗団に拉致されてしまった!!ジョンは妻を奪還するべくたった一人でローム一味に闘いを挑む…というお話。

冒頭のイラクの救出作戦から銃弾が飛び散り、盛大に大爆破!!その後もジョンが「ボディスラムを喰らわすぞ!!」と言わんばかりに敵を抱き抱えて放り投げたりとプロレスで培った感丸出しの身体を張ったアクションが観られる!!とにかくパトカーやガソリンスタンドを盛大に爆破炎上させ、妻ケイトが拉致されるシーンから観られるカーチェイスもスリリングに描かれる!!最後はジョンとロームが肉弾戦を繰り広げ、最後は妻を無事に救出してハッピーエンド!!

単純明快で勧善懲悪、しかも大半がド派手なアクションで彩られている!!気軽に観られるB級アクション映画としてはかなり面白く仕上がっているのは確かだ!!

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殴り込みライダー部隊(VHS邦題『フリーク・ファイター /戦場のダーティ・ヒーロー』)

60年代に量産されたバイカー映画と戦争映画がミックスされた痛快アクション作品。監督はジャック・スターレットで主演はウィリアム・スミスとバイカー映画お馴染みコンビ。

CIA局員を救出するべくベトナム戦地に送り込まれた五人組の暴走族“ヘルズ・エンジェルス”が活躍するというお話。

冒頭からマシンガンをブッ放してメッタ撃ち、砲撃による爆破といった派手なシーンが観られる。その後は、バイカー映画ならではの走行シーン、チョイとした曲芸乗りが観られる。中盤を過ぎたあたりから戦争映画ならではのド派手な物量アクション展開される。盛大な爆破シーンやジャンプするバイク、銃撃戦は見応えはあるが、大作系戦争映画のような出来栄えではなく、あくまでもB級ミリタリー・アクションと呼ぶに相応しい出来栄えだ!!

本作が異色のバイカー映画と言われるのは、バイクがハーレーではなくて日本製のモノやマシンガン搭載の武装バイクの登場、バイカー映画に必要不可欠なロック音楽は酒場でのダンスシーンにて一曲のみ使用であとは平和と愛を強調したゆったりとした音楽だけ、ロケ地のベトナムの風景…といったところにあるのだ!!

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抜き打ちの竜 拳銃の歌

赤木圭一郎の人気シリーズ『拳銃無頼帳』の第一弾「抜き打ちの竜」を高橋英樹主演でリメイク。監督は野口晴康。

射撃の腕前バツグンの“抜き打ちの竜”こと壇竜四郎(高橋英樹)は足を洗い、ダムで働いているが、暗黒街のもとで働かされている義弟の健次を救うべく東京に舞い戻る。竜は、ライバルとなる“コルトのジョー”(宍戸錠)と手を組み、悪党どもに挑戦するというお話。

高橋、ジョーをはじめ、悪党役の金子信雄、藤村有広、垂水五郎、竜の良き理解者であるベテラン刑事役の菅井一郎ら日活アクションお馴染みのキャストも味わい深くて良い。だが、何と言ってもOPクレジットで“新人”表記されている山本陽子、後に谷隼人としてスターダムへと登りつめる岩谷肇の初々しい活躍ぶりが今となっては貴重である。

見せ場のアクションだが、OPクレジット前に観られる高橋の格闘アクション、中盤やクライマックスの大銃撃戦、瓶入りジュースが積み込まれたトラックの大爆破と要所に散りばめられている。

黒い革ジャンに身を包んだ高橋がボストンバッグ片手に歩く。そこに高橋歌唱の主題歌「抜き打ちの竜」が被さる。一匹狼の風来坊らしい雰囲気が漂う良い画に仕上がっており、当時のカッコいい男をちょいと堪能できる!!

作品のそのものに関しては、やはり赤木圭一郎のシリーズに比べるとパワーダウンしていることは否めない。残念!!

監督:野口晴康

出演:高橋英樹、宍戸錠、岩谷肇(谷隼人)、金子信雄

製作:1964年 日本(日活)

上映時間:93分

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ニンジャ・アサシン

『マトリックス』三部作のウォシャウスキー兄弟とジョエル・シルバーが組んで製作し、主演に韓流スターRainを迎えたアクション作品

暗殺集団“小角(おずぬ)一族”に育成された雷蔵(Rain)は、女友達を処刑されたショックからこの組織を逃げ出し、復讐を決意する。一方、ヨーロッパの警察組織ユーロポールの科学捜査官ミカ(ナオミ・ハリス)は相次ぐ殺人事件の真相を追究するが、一族の魔の手が彼女に襲い掛かる。ミカのピンチを救った雷蔵は、一族の襲撃を乗り越えながらも迫り込むが……。

冒頭の大阪のヤクザ惨殺シーンからB級感覚を味わえ、首や手首、足首がすっ飛び、人体真っ二つ、大量の血飛沫という具合にスプラッター風のバイオレンスが観られる。恐らく若山富三郎の『子連れ狼』シリーズの影響を受けたのでは?!とも捉えられる。

その後も血みどろは続くが、何と言ってもRainの研ぎ澄まされた肉体美、アクションスターではない彼が魅せつける華麗なる格闘アクションが大きな見所だ。小角の忍者軍団に一人で立ち向かい、激闘を繰り広げるシーンは、キレ味抜群のアクションとして仕上がっており、見応えは十分でかなり面白い。他にも車が行き交う一般車道にて執拗に追ってくる忍者軍団とのバトルも印象深い。

クライマックスは一族の里を舞台に一見ハマーと思えるようなマシンガン装備の装甲車が乗り込み、武装警官隊らのマシンガン連射とバズーカー砲による爆撃戦、肉弾戦にソードバトルと凄まじいハードアクションが展開され、これがとにかく迫力満点で最高に面白い。

アクション好きの男性にはウケが良いと思われるが、Rainファンの女性にとっては、この内容はキツく感じてしまうだろう。悪趣味作品まがいの血飛沫やRainの腹部の長く太い傷口をドアップで魅せつけられても……痛々しい上にグロさも感じてしまうはずだ!!

本作では、久々のショー・コスギが役小角(えんのおずぬ)という組織のボスを好演しており、その悪役ぶりが実にハマっているので十分に注目すべきだ。

それにしても忍者をメインにした内容にも関わらずなぜカンフーやソードバトルが目立つのだろうか?!一応、武器として手裏剣は活用されるが、なぜ忍術を描かないのだろうか?!

【65点】

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熱砂の戦車軍団

第二次大戦中の北アフリカ戦線の大砂漠。イギリス軍がドイツ軍の攻撃を受けて全滅。何とか助かったイギリス軍のブラッドベリー大尉(ジョージ・ヒルトン)らは、ドイツ軍の戦車に乗っていたへインツ将校(ロベール・オッセン)を捕虜としてジープに乗せることなるが・・・・・・。

60年代のイタリア映画界はマカロニウエスタンがブームで量産されていたが、同時に戦争アクションも作られた。これがいわゆるマカロニコンバットと呼ばれるものであり、本作はその一本である。

イギリス軍の兵士が乗っているジープに敵であるドイツ軍の兵士が乗り、敵と味方がいつ裏切るかが分からないという状況下で憎悪を抱いて対立するというマカロニウエスタンの要素を取り入れていることが注目すべきポイントでもある。

登場人物の皮肉たっぷりのセリフ、生きていくためのたった一つの頼りとなる水を巡っての人間の欲望の汚さ、兵士たちの出征前の思い出、ブラッドベリー大尉とへインツ将校のほのかな友情といった人間らしさを内面から浮き彫りにしており、人間ドラマとしての面白さも併せ持っている。

特に随所に散りばめられているフラッシュバックが「戦争映画を観ている」という感覚を時折マヒさせることもあり、この点から言えば異色の戦争映画と捉えることもできる。

ラストの両軍の戦車軍団が入り乱れてのバトルが最大の見せ場となり、派手さはあまり感じ取れないもののダイナミックな仕上がりで楽しめる。

出来栄えはB級、上映時間は約90分のお手軽な娯楽戦争映画だ。

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ナチ女収容所 悪魔の生体実験

ナチスの強制収容所々長イルザ(ダイアン・ソーン)が第三帝国に対する奉仕を理由に捕虜たちに拷問に拷問を重ねた極悪非道な独自の研究を開発する。

映画史上に残る最低・悪趣味映画と称される本作は、プロデューサーのデビッド・フリードマンをはじめ多くのスタッフが偽名を使って参加した。主演は、バストが一メートルを超える爆乳女優のダイアン・ソーン。当時42歳で低迷していた彼女が鬼畜変態丸出しのサディスティックな女所長イルザをこれぞ最大のチャンスと言わんばかりに精魂を込めて熱演し、これが見事なハマリ役となった。だが、作品そのものが酷評の集中砲火を浴びせられたことと同様にキャラクターと本人を同一視されて痛い目にあってしまったのである。

本作は現実に基づいて製作されており、この事実に対しても相当驚愕させられる。もちろん、イルザのモデルとなった人物も実在したのである。その名はブッヒェンバルト収容所々長の妻イルゼ・コッホというこれがまた相当な鬼畜女だったのである。

製作に費やした期間は、なんとたったの一週間だけである。劇中のセットは、TVドラマ『0012/捕虜収容所』(別題『OK捕虜収容所』、65~71)で使用されたものをそのままレンタルしたとのことだ。

内容はまさにエログロナンセンスのオンパレードである。とにかくサディスティックで血生臭く、痛々しい場面の連続で実に正気の沙汰ではない。狂気とド変態のムードが存分に感じられるため、胸糞が悪くて気が滅入ってしまうほどだ。

エロ酷いシーンが続く中でも比較的まともなシーンと言えるのがクライマックスであり、捕虜の女連中が男連中と一致団結して収容所関係の連中と対峙する。これがアクション映画としての面白さを発揮しており、銃撃戦や爆破シーンが取り入れられていて見せ場の一つとなっている。その出来栄えはいかにもB級と呼ぶに相応しい感じではあるものの見応えはそれなりにあって良い。

散々な悪評とは裏腹に世界中ではヒットを記録した本作。その後、『アラブ女地獄 悪魔のハーレム』(76)、『シベリア女収容所 悪魔のリンチ集団』(77)という続編も製作され、同趣向の作品も多く製作された。中でもクエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスによる『グラインドハウス』(07)プロジェクトのフェイク予告編『ナチ親衛隊の人狼』は、本作の大ファンであるロブ・ゾンビがオマージュの意味を込めてパロディー満載で描いたものだ。本作が与えた影響の大きさは凄いとしか言いようがない。

SM系AVマニアの中でもとりわけへヴィー中のへヴィーに該当する超アブノーマルな方にはとりあえずオススメしたい作品であり、変態系悪趣味映画を語るには欠かせないこと間違いなしということを実感させられた。

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人間解剖島 ドクター・ブッチャー

ある病院の遺体安置室で発生した猟奇的な事件を目撃した女医、ローリー(アレクサンドラー・コール)は、仲間たちと共にその謎を追って南米の孤島に辿り着く。だが、ローリーたちを待ち受けていたのは島に棲み付くゾンビと食人族による悪夢だった。

序盤から遺体の手首を切断するといったショッキングなシーンが観られ、その後も心臓を抉り出したりとグロテスク描写は徐々にヒートアップする。ヘンなゾンビや食人族、マッドサイエンティストが現れてからはグロテスク描写が最大限に発揮され、残酷さもレベルアップする。特にクロースアップで捉えた食人族が人肉を喰うシーンは、かなり強烈でエグ過ぎる。

カニバリズム、ゾンビ系スプラッター、ヒロインの裸体(三度ほど着替えるシーンやラストの不気味な変態儀式など)といったいかにもクレイジーな悪趣味要素が存分に取り込まれており、残酷さと血生臭さと品の悪さを追求しているだけとしか思えないが、B級娯楽ホラー映画としては良いと思える。上映時間は90分足らずでストーリーも至ってシンプルなため暇潰しに観る分には良いだろう。単純にスプラッターやゾンビが好きな方々なら楽しめると思うが、あまりにも最低な内容であることからごく普通の映画好きには本作の面白さを汲み取れないだろう。

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ネバー・ダイ・アローン

1974年に殺害された元ギャングのストリート系作家ドナルド・ゴインズの遺作となった自伝的ハードボイルド小説を映画化した作品である。

麻薬密売人キング(DMX)は、贖罪と復活を求めてストリートに帰ってきた。だが、若者によって殺された。現場に居合わせたジャーナリストのポール(デヴィッド・アークエット)に病院へ担ぎ込まれる際にカセットテープを手渡していた。その内容はキングの人生を自身の言葉で語ったものであった。

スタイリッシュな映像は魅力的で格好良さを感じさせる。銃撃戦、ハードなバイオレンス描写は迫力を増大し、圧倒させられるほどの強烈なタッチで描かれる。

DMXが演じるキングのキャラクターは、交際中の女性を薬漬けにしたり、酷すぎる暴力を振るう等とにかく最低で酷すぎるといった印象が強すぎる。この役柄はトラブルメーカーとして悪名高いDMXには十分相応しく、悪の匂いを存分に感じさせ、かなりハマっている。

ストーリー展開のテンポも良く、ラストシーンは衝撃的の一言に尽きる。

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