北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」(東映映画『ずべ公番長 ざんげの値打ちもない』主題歌)
北原ミレイのデビュー作にして大ヒットを記録した名曲「ざんげの値打ちもない」。作詞を担当した阿久悠は、この曲のヒットのおかげで作詞家として世間に認知されたのである。
この曲がヒットした翌年の1971年、大信田礼子主演の東映ピンキー・バイオレンス・アクション『ずべ公番長』シリーズの第四弾で最終作『ずべ公番長 ざんげの値打ちもない』が公開された。このヒット曲が映画化し、もちろん主題歌としてオープニングを飾ったのであった。北原本人も出演し、劇中に登場するダンス・フロア「ゴーゴークラブ」の歌手として「棄てるものがあるうちはいい」(北原の2thシングル)を披露。
ちなみに、日活では渡哲也主演の任侠アクション『関東幹部会』(71)でも渡扮する暴力団組長、寺田次郎の子分たちが酒を飲みながらこの「ざんげの値打ちもない」を歌うシーンがあり、また、寺田がバーで飲んでいるシーンではオリジナル音源が使用されている。
今年のゴールデンウィークに公開されるオムニバス映画『歌謡曲だよ、人生は』の第六話は「ざんげの値打ちもない」をテーマにした物語であり、余貴美子が主役を務める。
本編のDVDに関しては、アメリカでは「The Pinky Violence Collection」という東映のセクシー系娯楽アクション映画4枚組(他に『女番長ゲリラ』、『恐怖女子高校 暴行リンチ教室』、『前科おんな 殺し節』)のDVD-BOXとして発売されている。日本でも東映ビデオからDVD化されることを強く期待したい。
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